商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 立東舎 |
| 発売年月日 | 2021/06/11 |
| JAN | 9784845636273 |
- 書籍
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刺青
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刺青
¥2,475
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商品レビュー
3.6
26件のお客様レビュー
名手ともてはやされる若き彫青師『清吉』の宿願は、理想とする女の肌に己の魂を彫りこむことであった。年月を経て、清吉の下を追い求めた娘が訪ねてくる。 「乙女の本棚」シリーズ第21弾。 何というか、妖艶な話。 正に命を削るかのように刺青を彫り生気が抜けたような清吉と、無垢な少女のよう...
名手ともてはやされる若き彫青師『清吉』の宿願は、理想とする女の肌に己の魂を彫りこむことであった。年月を経て、清吉の下を追い求めた娘が訪ねてくる。 「乙女の本棚」シリーズ第21弾。 何というか、妖艶な話。 正に命を削るかのように刺青を彫り生気が抜けたような清吉と、無垢な少女のようだった娘ががらりと変わる様が皮肉に映る。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前提条件としてこの物語は、美しい者=強い者という世界である。 彫り師が最初は、美を作り、支配していた。 しかし理想的な美女に、刺青を施した瞬間に、変貌を遂げて、こちら側が彫り師を支配するという主従逆転が発生。 美とは、いわば刺青のことであり、鎧でもあり、力でもあり、同時に人を変質されるものである。 また、刺青は彼女の中に眠っていた、支配性や妖艶さを目覚めさせただけである。 刺青をしたら異性から好かれるとかそういった話ではない。自分の中に眠っている気質(本質)は何かに気付き、引き出せるかが、美しくあるために大切なことではないかと感じた。
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地図を片手にちゃんと考察しながら読むと場所が分かる。場所が分かると、女の素性が分かる。素性が分かると過去が分かり、過去が分かると結末がどういう意味なのかが分かる。 素晴らしい構成と、仕掛け。もちろん時代背景、問題提起もある。だから、名作なんでしょう。
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