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海を見た日 鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち
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海を見た日 鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち

M.G.ヘネシー(著者), 杉田七重(訳者)

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海を見た日 鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 鈴木出版
発売年月日 2021/05/28
JAN 9784790233824

海を見た日

¥1,760

商品レビュー

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2025/03/22

里親の元で暮らす3人の子どもたち。ヤングケアラー、ADHD、移民、言葉の壁、大切な人を喪った悲しみ、育児放棄。様々な問題が溢れる家に新たに来たのはアスペルガー症候群の少年。「ママに会いたい」その言葉に応えるため、冒険が始まる。 バラバラだった「家族」が冒険を通して繋がり合う。 妄...

里親の元で暮らす3人の子どもたち。ヤングケアラー、ADHD、移民、言葉の壁、大切な人を喪った悲しみ、育児放棄。様々な問題が溢れる家に新たに来たのはアスペルガー症候群の少年。「ママに会いたい」その言葉に応えるため、冒険が始まる。 バラバラだった「家族」が冒険を通して繋がり合う。 妄想に逃避したり感情を殺すような日々から抜け、楽しいことを体験し笑い合うことで心に余裕が生まれる。そのことで相手を想うこと知ろうとすることができ、自分を縛るものを解く一歩となる。 あらゆる子どもたちに必要なものが提示されていると思った。

Posted by ブクログ

2024/11/19

課題図書と言うことで読みました。 子ども好きだった夫に子どもを産んであげられなかったから始めた養母。夫を亡くしてからも養母を続けているが夫に先立たれた悲しみから立ち直れずにネグレストぎみのミセス・K 下の子たちの面倒を見ながら、医学部に入り医師になって自立することを夢見て、里親...

課題図書と言うことで読みました。 子ども好きだった夫に子どもを産んであげられなかったから始めた養母。夫を亡くしてからも養母を続けているが夫に先立たれた悲しみから立ち直れずにネグレストぎみのミセス・K 下の子たちの面倒を見ながら、医学部に入り医師になって自立することを夢見て、里親の家から追い出されないように遊ぶこともやりたいことも全てを我慢しているナヴェイア 自分が凄腕のスパイだと空想することで家族から見捨てられた現実を忘れたいADHDのヴィク 英語が話せず無口なマーラ 母親に会いたくて、家出をするアスペルガーのクエンティン バラバラだった5人が1日の冒険をきっかけに、助けられ救われたお話。 とても読みやすくで良かったです。

Posted by ブクログ

2023/06/18

孤児、知的障害、不法移民など、さまざまな事情を抱え、里親の家で暮らす4人の子供たち。新入りの子を母親に合わせるため、無断で家を出る。地図の見方も電車の乗り方もわからない(理解できない)子供だけのある種の冒険。怪しい大人に声をかけられたり、猛犬に襲われそうになったり、あと少しという...

孤児、知的障害、不法移民など、さまざまな事情を抱え、里親の家で暮らす4人の子供たち。新入りの子を母親に合わせるため、無断で家を出る。地図の見方も電車の乗り方もわからない(理解できない)子供だけのある種の冒険。怪しい大人に声をかけられたり、猛犬に襲われそうになったり、あと少しというところで交通事故に遭ったり、薬を飲み忘れて発作を起こしたりする。担ぎ込まれた病院も抜け出し、海を見に行き、生まれて初めて自由に遊ぶ。これでハッピーエンドと思ったが、、。状況が多少マシになったかもしれないが、最終的にはなんの解決にもなっていない。これがアメリカの児童養護の現状とばかりに、リアルな描写。ただ、一読者として救われるのは、子供達が自力で何かを掴んだように見えること。良い一冊。

Posted by ブクログ