![資源争奪の世界史 スパイス、石油、サーキュラーエコノミー](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001964/0019642806LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日経BPM |
発売年月日 | 2021/05/26 |
JAN | 9784532358884 |
- 書籍
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資源争奪の世界史
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資源争奪の世界史
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
世界史の内容は半分くらいでタイトルとのギャップは感じたが、近年のエネルギー、資源についても学ぶことができたので私としては良書。資源の考え方、見方がよく定まってない人、知識がない方におすすめ。
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資源系の勉強がしたくて、まず歴史から勉強ということで、 この本をチョイスしてみました。 スパイスが資源なのかどうかはよく分かりませんでしたが、 過去から現代に渡って資源の流れが良く理解できる良書。 そこそこ読みやすくて、理解もしやすいので助かります。 ただ、「世界史」的な要素...
資源系の勉強がしたくて、まず歴史から勉強ということで、 この本をチョイスしてみました。 スパイスが資源なのかどうかはよく分かりませんでしたが、 過去から現代に渡って資源の流れが良く理解できる良書。 そこそこ読みやすくて、理解もしやすいので助かります。 ただ、「世界史」的な要素は、本の前半部分で、 後半は歴史というより、現代のエネルギー事情。 タイムリーな話かつ専門的な話も入っているので、やや難解ですが、 エネルギーを中心にこれからの世の中を俯瞰できるので、 とても勉強になりました。 これを起点に色々と興味のある分野を勉強できそうです。 参考文献 エネルギー400年史: 薪から石炭、石油、原子力、再生可能エネルギーまで https://booklog.jp/item/1/4794224079?carousel=B083ZDMHKH 本の中でも度々登場したこの参考文献。 こっちの本を読んだ方が理解が深まるのかも!?
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石炭から石油を作る人造石油という技法、日本統治時代に発見できなかった満州の石油など、当時を象徴するかのような事実に触れて胸熱。 この本には明確に書かれないが、シェールガスとシェールオイルの生産本格化により、世界1位の原油生産国となったなったアメリカが中東に関心を寄せなくなり、カ...
石炭から石油を作る人造石油という技法、日本統治時代に発見できなかった満州の石油など、当時を象徴するかのような事実に触れて胸熱。 この本には明確に書かれないが、シェールガスとシェールオイルの生産本格化により、世界1位の原油生産国となったなったアメリカが中東に関心を寄せなくなり、カタールは輸出先を求めて安価でLNGガスを欧州へ輸出。そうなるとロシアがLNGの売り先を探して日本にすり寄る、というのが最近までの出来事。中国にもシェールガスが大量に埋蔵されていて、アメリカの技術が欲しい。アメリカや中東から化石燃料依存の状態を脱却したい欧州はカーボンニュートラル路線へ。勿論、LNGや原子力もクリーンエネルギーに含めた。日本はこの動きに乗じて、本当は原子力化を再開したい所。 これらは極めてザックリとした構図で整理ができるような気がするが、原子力も齧り、シェールガスもメタンハイドレードも半端な感じがする中国。欧州や日本より10年遅らせ、2060年にカーボンニュートラルを設定した意図がどこにあるのかが不明瞭であった。本著で解説してくれる蓄電池に必要なコバルト、風力発電タービンに必要なジスプロシウム、これらネオジム磁石に用いられるネオジムなどのレアアースがヒントかと思った。世界のレアアースの9割は中国に依存されていた。どの国もカードを持ち、戦略的に切り始めている。 日本は大丈夫か。 そうした中で確かにサーキュラーエコノミーを、脱石油と同方向の脱プラスチックに限らず、希土類の回収という観点で強化していくのは重要な戦略になるかも知れない。
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