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深い河 新装版 講談社文庫
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深い河 新装版 講談社文庫

遠藤周作(著者)

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深い河 新装版 講談社文庫

902

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2021/05/14
JAN 9784065234488

深い河 新装版

¥902

商品レビュー

4.2

108件のお客様レビュー

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2026/02/09

インド出張直後に積読から引っ張り出し、長崎旅行中に読了。 なんかこう、長崎のキリスト教弾圧の歴史を眺めながら読むとまた、なんかこう。ちょっとこの本のテーマが肉厚になった気もするというか。沈黙世界とのオーバーラップというか。 面白かった。面白かったけど、なんかちょいちょい出てくる...

インド出張直後に積読から引っ張り出し、長崎旅行中に読了。 なんかこう、長崎のキリスト教弾圧の歴史を眺めながら読むとまた、なんかこう。ちょっとこの本のテーマが肉厚になった気もするというか。沈黙世界とのオーバーラップというか。 面白かった。面白かったけど、なんかちょいちょい出てくる「え、あんた転生とか信じちゃってんの?笑」とか、「え、そんなこと何でしてるんすか?笑」みたいな、嘲笑的ムーブの描写に都度嫌悪感が湧いてウッてなってしまったな。 無論大津やガストンとの対比とか、若いが故の行動とかあるのだろうけど。 でもなんか、何かを信じたくなる気持ちって分かるくないか?と思っちゃって。それを自分が信じるかどうかは別として、信じたくなる気持ちの動きは理解できるやろ、と。 それはもしかして、これが書かれた80年代の日本と比べたら、今の日本は色々と苦しくて貧しくて、自分自身もその周りも、薄らとずっと絶望してるからなのかなあ。 生きてりゃ苦しいことばかりで、何かに縋るようにしないとやってられなくて、何かを信じてある種麻痺させて希望を持って、で何とか次の日を生きてくんじゃないのかね。 それは玉ねぎかもしれないし、転生という事象かもしれないし、今だったらスピとかパワスポとか色々あるけども。今の日本なんて、仮面かぶってるだけでみんなチャームンダーのような形相で誰かを育て、救い、救われてるんじゃないんですかね。 そんなことを都度都度考えてしまったが故に、"人の信じるものを笑うなよ。"と、私の本書に対する一番の感想がそこに落ち着いてしまった。

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2026/02/02

愛とはということを、ひとりのみすぼらしい青年の行動と本当の愛を知らない女、妻を亡くした男、戦時中の自分を許せないという男など、色々な人生を生きてきた人たちの側から考える小説

Posted by ブクログ

2026/02/02

個人的には『沈黙』を上回る作品だった。 今までは何かを信仰する気持ちというのがいまいちよく分かっていなかったが、ガンジス川を中心に描かれている人々(特に名もない貧民と大津)を通して宗教というものを内側から見ることができた。 それによって、その人にとって何かを信仰するということの意...

個人的には『沈黙』を上回る作品だった。 今までは何かを信仰する気持ちというのがいまいちよく分かっていなかったが、ガンジス川を中心に描かれている人々(特に名もない貧民と大津)を通して宗教というものを内側から見ることができた。 それによって、その人にとって何かを信仰するということの意味や意義を、実感を伴って感じることができた。 「その言葉が嫌なら、他の名に変えてもいいんです。トマトでもいい、玉ねぎでもいい。」 「玉ねぎがこの町に寄られたら、彼こそ行き倒れを背中に背負って火葬場に行かれたと思うんです。」

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