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台北プライベートアイ
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紀蔚然(著者), 舩山むつみ(訳者)

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1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2021/05/13
JAN 9784163913674

台北プライベートアイ

¥1,980

商品レビュー

3.7

45件のお客様レビュー

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2024/06/20

今年のマイベストテン間違いなし 台北に新たな私立探偵が誕生しました! 最近あまり読んでなかったハードボイルドだが、改めて好きなことを再確認 主人公は二枚目ではなく中年の危機が疑われる男で、今の私に響くところが満載でした 台湾の民情も描かれているので

Posted by ブクログ

2024/06/16

★5 ザ・探偵小説!台北で発生した連続殺人事件、人情味あふれる探偵が大暴れ #台北プライベートアイ ■あらすじ かつて大学の演劇学部教授であった主人公の呉誠は、私立探偵として生業を始めようとしていた。最初の事件は家庭内の困りごとを調査する仕事、素人探偵ながらも呉誠は台北の街を奔...

★5 ザ・探偵小説!台北で発生した連続殺人事件、人情味あふれる探偵が大暴れ #台北プライベートアイ ■あらすじ かつて大学の演劇学部教授であった主人公の呉誠は、私立探偵として生業を始めようとしていた。最初の事件は家庭内の困りごとを調査する仕事、素人探偵ながらも呉誠は台北の街を奔走する。同じ頃、台北では連続殺人事件が発生、街中が震撼する事件に呉誠は巻き込まれてしまい… ■きっと読みたくなるレビュー おもろい!★5 これぞ探偵小説。 なんといってもイチ推しポイントは、主人公の呉誠のお人柄。ハードな事件に相対しながらも、自分本位になったり、人に迷惑をかけるようなことは絶対しない。友達おもいで人情味に溢れているイイ奴なんです。しかも頭もいい!カッコイイ! しかし言動はなかなかクレイジーで突拍子がなさすぎ、若干イタイ奴。そして女性関係などセンシティブなことに対しては超ダサいんですよ。でもそこが愛せるんです。フーテンの寅さんと探偵物語の松田優作を足して二で割った感じかしら。 他にも魅力あふれる登場人物が多くて、すっかり世界に入り込んじゃいましたよ。街の友人や手下とも言える巡査、信用されてない家族、ゲスイ弁護士、お色気夫人、鼻持ちならない刑事部長などなど。分かりやすく人間性もイメージしやすいし、呉誠との会話のやりとりが楽しいんですよね。 また本書は台北の街並みや雰囲気が克明に描かれていて、住んでいる人々の顔が目に浮かんでくる。日本やアメリカなど世界各国との比較考察してる描写もあり、なかなか興味深い見解でした。 中盤あたりからメインの連続殺人事件に取り組むことになる。というか巻き込まれるんですが、この導入部分も馬鹿馬鹿しくもシリアスでおもろいんですよ。まさにドタバタ劇。事件が発展していく様も、捜査が進んでいく様も、読み応えがあってバッチシですね。 最後に犯人の動機は許せなかった。こういう持論を押し付ける奴、大っ嫌いなんですよね。はー腹が立ち過ぎて、おもわず叫んでしまった… ネタバレ気味だったらごめんなさい。まっすぐストレートな探偵小説、大好きな作品でした。続編も期待しています! ■ぜっさん推しポイント 本書の根底には、監視社会やプライベート問題が見え隠れする。タイトルにつけられた「PRIVATE EYES」はもちろん、物語の中では度が過ぎたマスコミ報道だったり、事件解決のための監視カメラ捜査などが強めに表現されている。 情報化社会はメリットが多いけど、反面個人を守ることが難しくなってしまうでしょう。妄想や思い込みが発展すると、誹謗中傷やストーカー犯罪にもつながることになる。個人の目線と社会と目線… どこの国でも、現代病ともいえる社会問題ですね。

Posted by ブクログ

2024/04/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

楽しめた。台北の地名がいろいろ出てくるのがよい。キャラクターも個性的。ただ、犯行が凝り過ぎのような、もう少しシンプルでもいいような。

Posted by ブクログ

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