商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 晶文社 |
| 発売年月日 | 2021/05/12 |
| JAN | 9784794972620 |
- 書籍
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私がフェミニズムを知らなかった頃
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私がフェミニズムを知らなかった頃
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商品レビュー
3
9件のお客様レビュー
意識していなかった日常の違和感をぐさぐさ刺される感じ。著者もグサグサ刺されながらこうやって言語化できるようになったのだと思った。 「フェミニズム」というように考え方、感じ方に名前がついて客観視できるようになることは良いことだと思った
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女性である著者が、あらゆる場面で虐げられて生きてきたか、が赤裸々に記されていた。 学校内のヒエラルキー。 社会に出てからの男性優勢の会社、社会構造。 電車内での痴漢、不審者からのストーカー、恋人からのモラハラ、DV。 正しくないことは正しくない!と 声を上げたいのに、女性だか...
女性である著者が、あらゆる場面で虐げられて生きてきたか、が赤裸々に記されていた。 学校内のヒエラルキー。 社会に出てからの男性優勢の会社、社会構造。 電車内での痴漢、不審者からのストーカー、恋人からのモラハラ、DV。 正しくないことは正しくない!と 声を上げたいのに、女性だからそれが難しい。 個人的な問題だけど、それは社会の問題とも言える。 この日本の国家構造に蔓延ってきた男尊女卑のシステムによって、女性は古よりずっと不利な立場に置かれてきた。 今でこそSNS等で被害者が声を上げたり、女性の権利向上を目指してデモが巻き起こり、アドボカシー団体が組織されるなど社会は着実に変わりつつある。 フェミニズムの実現は男性にとっても看過できない課題だ。 しかしまぁ、著者が自己主張できない性格なのと、生活保護&無職という立場を逆手に取り、前に現れてくる男たちのなんと傲慢なこと。 彼氏、と書中で彼女は記しているが、モラハラDVをする時点で彼らは最早恋人ではない。 明らかに女性である著者を見下し、自分の支配下に置こうと目論む男たちの卑しい魂胆。反吐が出る。 男たちがなぜ自分より学歴が低く、若い女と結婚したがるのか。 AVのジャンルになぜ幼女や女子高生など若さを売りにしたものが多いのか。 性風俗産業がなぜここまで日本中に広がり、盛んになっているのか。 全ては男性中心の価値観の基、社会がお膳立てしているからだ。 男性が優位な立場に君臨し続けられるように。 男性が精神的、身体的に気持ちよくなれるように。 体力的に女性に勝る男に金棒を持たせるような、意図的な社会のシステムが現在でも継承されている國、日本。 だからこそ女性天皇は今でも存在せず、女性の生涯収入は男性の約半分なのも皮肉だが納得がいく。 著者は我慢しすぎだと思った。 学校や塾の教師から、故意的に胸を触られても嫌だと言えず、 モラハラDV彼氏からあからさまに人権侵害な妄言を吐かれても反論できず、ズルズルと相手の言いなりになってしまう。 渦中の2人が共依存である故の結果かもしれないが、あまりに何も言えなさすぎる。 読んでいて不甲斐なく思えたし、逆に言うと精神を病むということは奴隷的な心理状態になってしまうのだと、怖くなった。 P77 「私のようなみっともない人間が誰かを愛するなんて、してはいけないことで、恋心は大きな恥だった。」 →自分も学生時代、存在感の薄い陰キャラだったから、激しく共鳴した。いじめられっ子に人権は無いに等しい。
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2023.11.3 フェミニズムもう勉強中の身ですが、とくに新しい知見は得られなかった。 精神障害者の負け犬の遠吠えにしか思えない私は、きっと著者が「嫌い」な女の生き方をしているからなんだろうなぁ。 1人の男性に心から愛され、結婚して愛おしい子供を持っている私は、著者からしたら...
2023.11.3 フェミニズムもう勉強中の身ですが、とくに新しい知見は得られなかった。 精神障害者の負け犬の遠吠えにしか思えない私は、きっと著者が「嫌い」な女の生き方をしているからなんだろうなぁ。 1人の男性に心から愛され、結婚して愛おしい子供を持っている私は、著者からしたら「つまらない」人生なのだろうか? ただ、フェミニズム観点から見るとやはり、著者がこんなにも「底辺」のような人生を送っている一番の起因は、幼少期の実兄からの性虐待だろう。 その点に関しては、日本は早急に対処すべきだと強く思う。
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