月下のサクラ

柚月裕子(著者)

• 販売会社／発売会社: 徳間書店
• 発売年月日: 2021/05/14
• JAN: 9784198651534

商品レビュー

2024/10/27

シリーズ2作目であることを知らずに読んだけど、
主人公の森口泉が記憶力と行動力に引き込まれて、あっという間に読み終えた。

シリーズ1作目の「朽ちないサクラ」に描かれていると思われる、警察広報職員を辞めて刑事になった理由、過去の事件が気になる。

シリーズ順に読んだらもっと面白かったのかも。

2024/10/15

杉咲花主演で映画化された「朽ちないサクラ」の主人公が、刑事になって活躍する続編。続編と云っても特に直接的な関係はなしなので、独立して読める。話は柚月さんの話なので、しっかりしてるが、1作目よりもさらにハード。殺されなくて良かったよ、泉さん。さらに続編が読みたいな、このチーム

2024/09/22

「朽ちないサクラ」の続編。けれど、登場人物は主人公森口泉以外、新しい面々。
広報広聴課の事務職だった森口泉が、県警採用試験に合格し、刑事になる。機動分析係に配属されるところから始まる。
一癖も二癖もある、係のメンバーたち。
森口泉が「朽ちないサクラ」ではまったく描かれていなかった、「優れた記憶力」を持つ人物になっている！！！
これはもはや別人では？！鍛えて習得するレベルを超えている。
他にも都合のいい展開があったりするが、読みやすくはあった。
にしても、保科さんを殺したのは、本当にサクラ？？国家権力を守るためなら人を殺してもいいってこと？どうやって殺した？まず、そんな夜中に家に人を招き入れる？殺されるとは考えなかった？
いろいろなモヤモヤが残されたまま…。
外事第二課の関わりも、え？まさか？となっている主人公たちと同じ気持ちになれず…。なんでそんなに驚くのかまで理解できなかった。同じような驚きが持てていたら、よかったなー。