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井手上漠フォトエッセイ normal?
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井手上漠フォトエッセイ normal?

井手上漠(著者)

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井手上漠フォトエッセイ normal?

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2021/04/20
JAN 9784065231135

井手上漠フォトエッセイ normal?

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商品レビュー

4.3

7件のお客様レビュー

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2024/02/07

異世代理解についての講座の中で新聞記者の方にお聞きした本で読んでみた。幼少期〜ジュノンボーイ受賞のちの人生について細やかな心情の言語化。 2024/2/11情熱大陸にご出演されるとか!

Posted by ブクログ

2022/06/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

井手上獏さんの存在を知り、写真集として欲しくて買った。 本当に普通のお嬢さんとしか感じられない、とても苦悩された様には見えないのだ。 そして今の日本にしては親御さん、教員、学校、学友が出来過ぎている。 「エッセイコンポーザー」の氏名がクレジットされている。コンポーザーとは作る人。 この語で検索をかけると「ゴーストライター」がヒットする。まぁそういう事だろうと思っていたが、氏名が正々堂々と記されているので「ゴースト」では無い。 このエッセイコンポーザー氏は素晴らしいお仕事をされている。井手上さんから聞き書きもしたのだろうが、彼女の言い分をリアルに伝えている様に私には感じられるし、担任等への取材も、当たり前と言えば当たり前だが、丹念にやっていると思う。そして、決して氏の創作では無い様に感じられる、そのさりげないリアリティ、正にプロの仕事と感じる。 井手上獏さんの本当の苦しみは当事者性の無い私には分からないのだが、その苦しみを大仰に誇張するのでもなく、またその苦しみばかりでなく、前向きな生き方と周囲のこれまた良く出来た人々の存在が明らかにされる点は抜かりない。 井手上さんはモデルであるし、こうした女性にはそれを売りにして芸能活動をされる方もおられる。 私はそうした才能の発揮も否定する立場には無いが、ご自身の生活史や個性を公開せず、静かに一般の社会人として暮らしたい方々も多いのではないだろうか。 そうした方々が平穏無事に暮らせる様に世の中を変えていけば私達シスジェンダーにも生きやすくなるだろう。

Posted by ブクログ

2021/08/03

新会社立上げ・新規事業立上げを終えて直後対応もひと段落したので、自分の考えとシンクロする部分が多そうだなと思い手に取った本書を読了。 「普通とは何か」…シンプルで難しく、時代が変わっても普遍的な問いである本問に、筆者の経験や考えも混じえて書かれた良本。 以外は私見。 ① 「...

新会社立上げ・新規事業立上げを終えて直後対応もひと段落したので、自分の考えとシンクロする部分が多そうだなと思い手に取った本書を読了。 「普通とは何か」…シンプルで難しく、時代が変わっても普遍的な問いである本問に、筆者の経験や考えも混じえて書かれた良本。 以外は私見。 ① 「普通」とは何か… 多くの人は日常生活のなかで「良い、凄い」、「普通」、「悪い、ダメ、変わっている」を無意識に選別・判断していると思う。 「良い、凄い」ものは人々の間でさほどズレが大きくない。カッコいい、可愛い、頭がいい…例えばこんなものを思い浮かべるだろう。 では「普通」とか何か…平均的、没個性的…こんなものをイメージする人が多いと思う。その通りなのだが、噛み砕いていえば「自分の価値観や物差しの範囲内でおさまるもの、あるいは大きく逸脱しないもの」を「普通」だと思っている人が多いのではないのだろうか… だからこそ自らを「普通」と思い、周りとの「普通」の違いに気が付きにくいと思う。 そして「良い、凄い」もの、「普通」なもの以外のを無意識のうちに「悪い、ダメ、変わっている」ものと認識しているのではないだろうか。これは悪いものでもダメなものでも変わっているものでもなく、「自分の価値観や物差しと合わないもの」であるだけなのに… ② 性とは何か… 古代から現代にかけての時間の経過は、「男性社会からの女性解放」の側面があることは紛れもない。 あまりに当たり前すぎて気が付きにくいが、制度や文化、さらには言葉までもが男性優位である。「主人、家内」、「man、woman」…よく考えたらおかしな話だ。 「男性だから、女性だから」や「日本人だから、外国人だから」などというステレオタイプは、相手を尊重していない表れのように感じる。 ①、②に共通していえることは、「相手のことを唯一無二・only oneの存在として、枠に囚われず理解する」ことが大切ということだと思う。金子みすゞがいった「みんな違って、みんないい」とはまさにこのことだ。 そして最後に…若者ながらにこのようなことを具に理解し、性別や世代を超えて俯瞰視できる筆者は、これからの時代が求める人物となるだろう。 そんな一冊を、一人でも多くの人に手に取ってもらいたい。

Posted by ブクログ

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