商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ベレ出版 |
発売年月日 | 2021/04/13 |
JAN | 9784860646530 |
- 書籍
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日本列島の「でこぼこ」風景を読む
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日本列島の「でこぼこ」風景を読む
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
地理が好きで、地理目線で旅をしている。地質、地学の知識が必要になってきた。地面が変化をして景色ができあがる。地面の質によって変化が違う。その土地を歩いて、感じられる空間を感じ取るのに、より捉えやすくなる知識がこういったものだと思った。
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日本の地形は興味深い。自然が作り出した芸術と言ってもいい。地理環境学の専門家が風景写真を多数使用して説明している。 日本列島周辺は、あのヒマラヤ山脈を上回る起伏の大きさだった。日本列島周辺で一番低い地点は、東京から250キロメートル南の伊豆・小笠原海溝と相模トラフの出会うあ...
日本の地形は興味深い。自然が作り出した芸術と言ってもいい。地理環境学の専門家が風景写真を多数使用して説明している。 日本列島周辺は、あのヒマラヤ山脈を上回る起伏の大きさだった。日本列島周辺で一番低い地点は、東京から250キロメートル南の伊豆・小笠原海溝と相模トラフの出会うあたりだ。そこは三重会合点と呼ばれている。 その水深は9000メートルにも及び、この一体は坂東深海盆と呼ばれている。富士山頂から坂東深海盆の標高差は、13000メートルを超えている。あのエベレストは内陸にあるので、標高差は最大でも約8850メートル以下になる。 深海から測れば、標高差が大きくなるからなあ。これで分かった。 「山また山の日本の風景」と著者が述べているように、日本の景色の特徴の1つが山だ。関東平野の風景を写した写真がある。千葉県北西端にある関宿町で見ることができる、利根川と江戸川の分岐あたりの写真だ。 そこから広がる景色に、筑波山、男体山、足尾山地が見える。日本の風景から山を完全に除外することが難しいと述べている。 砂丘といえば、ラクダが印象的な鳥取砂丘が浮かんでくる。しかし、静岡県には中田島砂丘(南遠大砂丘)がある。浜松市の遠州灘にあり、海に近づいているのにも関わらず、海が見えない体験を子供の頃にしたと著者は述べている。 そのようになるには、砂丘の特徴にあった。規模が大きくなるほど、海が遠くなる。 地形を切り口にした日本列島の姿は、色々興味深いなあ。本を読んでいくと知らないことがあり、知的好奇心がわいてくる。
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<目次> 第1章 高い空から眺める日本列島のかたち 第2章 日本の風景はどのようにしてできたのか 第3章 山々の風景を眺める 第4章 火山がつくる日本のでこぼこと風景 第5章 谷を流れ凹地を満たす水がつくりだした風景 第6章 海岸の風景~海と陸の境目に注目してみると ...
<目次> 第1章 高い空から眺める日本列島のかたち 第2章 日本の風景はどのようにしてできたのか 第3章 山々の風景を眺める 第4章 火山がつくる日本のでこぼこと風景 第5章 谷を流れ凹地を満たす水がつくりだした風景 第6章 海岸の風景~海と陸の境目に注目してみると <内容> 自然地理の教科書的。まあ、教科書よりもわかりやすいが…。地図や写真も豊富で、日本列島のつくりや現在の風景の元を考えるのには最適化も。
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