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彼女は頭が悪いから 文春文庫
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彼女は頭が悪いから 文春文庫

姫野カオルコ(著者)

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彼女は頭が悪いから 文春文庫

979

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2021/04/06
JAN 9784167916701

彼女は頭が悪いから

¥979

商品レビュー

3.8

462件のお客様レビュー

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2026/07/01

読み終わるのにすごく時間がかかりました 現代的な本です あまり好みの作品ではなかったです 読後はなんとも言えない気持ちになります 学歴主義的な思想を語る部分といいますか、"そんなことを考えていては東大に受からない"などのセリフは面白かったです

Posted by ブクログ

2026/06/26

女子大に通う美咲は「ごく普通の女の子」。 どうせ私は、と自分の欲求を引っ込めることが 習い性のような感じで、流されやすい。 オクトーバーフェストで、 東大生のつばさと出会う。3組のカップルに囲まれ ついでで誘ってもらっただけのアマリだと言う美咲に 「横教の男子は見る目ないね」と...

女子大に通う美咲は「ごく普通の女の子」。 どうせ私は、と自分の欲求を引っ込めることが 習い性のような感じで、流されやすい。 オクトーバーフェストで、 東大生のつばさと出会う。3組のカップルに囲まれ ついでで誘ってもらっただけのアマリだと言う美咲に 「横教の男子は見る目ないね」と言ってくれた。 東大とかは関係なく、好きになった。 事件が起きた。「フツーの飲み会」から 美咲は裸足で逃げ出し通報した。 譲治、エノキ、和久田、國枝、そしてつばさも 泣いてうずくまる裸の美咲に カップ麺の汁を垂らしたり、蹴ったりしたことを ふざけていただけだ、と本気で思っていて怖かった。 でも、自分が関係を持ったことのある女性を 周りの仲間に「デブ、ブス、ネタ枠(笑)」と言われたら 恥ずかしくて、関係を隠したくなる気持ちもわかる。 だから、つばさのことを安易に批判できない。 つばさのプライドとか見栄が、 美咲との思い出を歪ませてしまった。 一時は、恋人になれたと思ったけど、 つばさの恋心は最初から無かったことになった。 自分にも同じような感情があると気付く。 誰かを心の中で嗤うこと、呆れること、 そのバカにしていた相手が何かで優位になると 腹が立つこと。 つばさは最後まで、なんで美咲があの飲み会のとき 泣いてたのか理解できずに終わる。 視点がずっとズレていた。 美咲のことを勘違い女だというなら、 つばさたちも勘違い男だろう。 見えているものが違いすぎる、 美咲の気持ちが、彼らには本当に見えていないし 美咲は彼らの心理に気付かないふりをした。 ——— 「インターネットが危険なのは、 全ての文字が、均一の電子活字であることだ。 すべてが同じ電子活字で、 あたかも公式見解であるかのように表示される。 不特定多数が目にする画面に。 単細胞からヒトまで、頭が悪いやつ、身体が弱いやつ、 不自由なやつは、弱者なんだ。 弱者は淘汰されるんだ。弱肉強食なのが自然なんだよ。 なんでこの真実を覆い隠すわけ?これ真実でしょ。 ナチュラルでしょ。 強者の余裕で、弱者をかばってあげるんだよ。 上から目線?けっこうじゃない。 ボランティア、慈善、福祉、 みんな上から目線の賜物だろ。」 和久田の言葉は正論で、すごく傲慢。 ——— 退学以外に示談にする方法を、譲治の母親は 同姓同名の水大教授にきいた。 「事件に関わった5人の男子学生の前で、あなたが 全裸になって、肛門に割箸を刺して、 ドライヤーで性器に熱風を当てて見せるから 示談にして、とお申し出になってみてはいかがですか」 「こんなに罵倒されて侮辱されたことはないわ!」 と母親は怒る。それを美咲はされたんだよ。 彼らは、彼女に強姦しようとしたわけではない。 ただ偏差値の低い大学に通う生き物を、 大嗤いしたかっただけだ。 「東大ではない人間を馬鹿にしたい欲」 しか持っていない。 それが許されると思っている、自分たちは 価値ある人間なんだからと。 人間むずかしい。

Posted by ブクログ

2026/06/16

学力が高いことが人間の総価値であるかのような振る舞い。彼らは小さな世界の中で生きてきた愚かな人間だと思った。お金をかけてもらい大事に大事に育てたられた子が羨ましいと思う時期もあったが、今は全くそう思わない。この本をよんでより一層その想いが強くなった。 ただ、たとえ強い嫌悪があった...

学力が高いことが人間の総価値であるかのような振る舞い。彼らは小さな世界の中で生きてきた愚かな人間だと思った。お金をかけてもらい大事に大事に育てたられた子が羨ましいと思う時期もあったが、今は全くそう思わない。この本をよんでより一層その想いが強くなった。 ただ、たとえ強い嫌悪があったとしても過剰に敵視したりしないよう気をつけたい。

Posted by ブクログ

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