商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2021/03/24 |
JAN | 9784163913506 |
- コミック
- 文藝春秋
私にできるすべてのこと
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私にできるすべてのこと
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商品レビュー
4.4
10件のお客様レビュー
ヒト型AIが大量生産されてから20年後、「AIが人の仕事を奪う」として大量廃棄され、部品を再利用するため回収処分が始まる。そんな中、田舎の町で人と共に暮らすヒト型AIたちを描いた、池辺さんの漫画。 AIを人の姿形にすることは、なんと残酷でおそろしいことだろうとおもう。命は無いと...
ヒト型AIが大量生産されてから20年後、「AIが人の仕事を奪う」として大量廃棄され、部品を再利用するため回収処分が始まる。そんな中、田舎の町で人と共に暮らすヒト型AIたちを描いた、池辺さんの漫画。 AIを人の姿形にすることは、なんと残酷でおそろしいことだろうとおもう。命は無いと知っていても、私たちはその存在にかならず、人らしさを求めてしまうと思うから。血の通った肌のあたたかさや、空や星をきれいだと思う心や。 彼らヒト型AIの、人間を見る目をとおして、刺激的な変化を求めず、ただ、その日を暮らす、しずかに生活をする、ただ一日ずつを生きることの、なんと大きいことか、その凄みを、感じる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初は電子書籍で読んでいましたが、手元に残したくて紙の本を購入しました。 個人的な解釈ではありますが、最後に像をみている和音ちゃんが、そこからも光を感じているように思えて、生きているだけでキラキラ発光するのは、気持ちがそこに残ることでもそうなのだ と思えてホロリとしました。
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ヒト型AIをテーマにしたSF 池辺葵さんになると、一見難しく硬いテーマも、優しくあたたかさ、そして切なさに包まれる。 人なのかAIなのか、なかなか区別がつかなかったけど、AIが作られすぎて、ヒトが働く場所がなくなってしまった世界。 初めはよくわからなかったけど、徐々に絡まった糸が...
ヒト型AIをテーマにしたSF 池辺葵さんになると、一見難しく硬いテーマも、優しくあたたかさ、そして切なさに包まれる。 人なのかAIなのか、なかなか区別がつかなかったけど、AIが作られすぎて、ヒトが働く場所がなくなってしまった世界。 初めはよくわからなかったけど、徐々に絡まった糸が一本につながるような展開でした。
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