商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 暮しの手帖社 |
発売年月日 | 2021/03/23 |
JAN | 9784766002218 |
- 書籍
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ベンチの足
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ベンチの足
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商品レビュー
4.3
32件のお客様レビュー
2024年11月3日読了。CMプランナー佐藤雅彦氏によるエッセイ集。アイデアを飯のタネにするプロである著者だが、エッセイのネタを拾うためには「大学にゼミを持ち学生のアイデアを吸収する」という立場に身を置く、仕組みづくりということが重要なんだな~ということを思う。表題作の「ベンチの...
2024年11月3日読了。CMプランナー佐藤雅彦氏によるエッセイ集。アイデアを飯のタネにするプロである著者だが、エッセイのネタを拾うためには「大学にゼミを持ち学生のアイデアを吸収する」という立場に身を置く、仕組みづくりということが重要なんだな~ということを思う。表題作の「ベンチの足」もいいが、冒頭の「向こう側に人がいる」が一番良かったかな。「エッセイとは自慢話だ」とはよく言う話だが、さりげなく作者が幼少のころから特異な着眼点をもっていたこと、それを職業にするレベルまで高めたこと、今でも学生と接することなどでハイレベルなインプット・アウトプットを継続していることなどがうかがえ興味深かった。
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「妙」な感じを「妙」なまま、でもなんとなく理解できるように伝えてくれる文章の第二弾。前巻より「情」的な成分が増えたような気もします。 ■メモ 人間は何を持って、人間なのか。哲学的でもあり、答え方も沢山あるような無いような、そんな問いである。しかし、もうはっきり言ってしまおう。...
「妙」な感じを「妙」なまま、でもなんとなく理解できるように伝えてくれる文章の第二弾。前巻より「情」的な成分が増えたような気もします。 ■メモ 人間は何を持って、人間なのか。哲学的でもあり、答え方も沢山あるような無いような、そんな問いである。しかし、もうはっきり言ってしまおう。それは「笑い」である。(p.025) 順序が入れ替わると、意味が微妙に変わってしまう。(p.033) 状況は、既にある情報を持っている。そして、特殊な状況では、思いも寄らぬ形でその情報は伝わってしまう。(p.070) ○○○○○○○○問題(p.074) ある考えやものの見方を見つけると、それまで繫がっていなかった事が繋がる。そして、それが達成されたあかつきには、面白さを覚えたり、時として衝撃さえ生まれる(p,091) 失敗には、教訓が含まれていることは、誰でも知っている。ところが、教訓どころか、そこには人間が生きててよかったと思えるほどの探究心を刺激する何かが含まれていたのである。(p.112)
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この本のここがお気に入り 「「おい佐藤、俺が部屋にいる時には〇、いない時には×が描いてあるから、今度、総武線で通る時は見てくれよ」その先輩と知り合った頃、言われた言葉である。それ以来、総武線で東中野付近を通るのが、とても楽しみになった」
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