商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2021/02/25 |
JAN | 9784163913315 |
- 書籍
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帝国の弔砲
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帝国の弔砲
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商品レビュー
3.6
14件のお客様レビュー
日露戦争の結果が逆、というせっかくの歴史改変があまり活きておらず、ほぼ史実通りのイベントが続くのはもったいないと感じた。 それでもテンポのいい冒険活劇なのですいすい読み終えてしまう。 科学技術が少し違う発展を遂げていたり、墺皇太子が生き延びていたりは面白い。
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同じ著者による『抵抗都市』『偽装同盟』に連なる、歴史改編小説。時系列的には、『抵抗都市』『偽装同盟』、そして本作という流れが正しそうです。 『抵抗都市』『偽装同盟』の前提があるからなのか?、本作では、あまり日露戦争で日本が敗れた結果、日露二帝同盟の話は出てきません。 本作が3...
同じ著者による『抵抗都市』『偽装同盟』に連なる、歴史改編小説。時系列的には、『抵抗都市』『偽装同盟』、そして本作という流れが正しそうです。 『抵抗都市』『偽装同盟』の前提があるからなのか?、本作では、あまり日露戦争で日本が敗れた結果、日露二帝同盟の話は出てきません。 本作が3作目という事もあるのかもしれませんが、あるいは『抵抗都市』『偽装同盟』が日本の視点(=敗戦国)で描かれているので、日本からしてみれば嫌でも戦勝国ロシアの顔色をうかがう必要があり、また“あの戦争で負けなければ”という思いもあってロシア(あるいは日露二帝同盟)に対して屈折した感情があるのに対して、本作は、戦勝国の立場であり、別に自分たちの生活に大きな変化が生じたわけではないので、日本の事を取り立てて気にする必要もなかったので、日本の敗戦という背景を、それほど描く必要が無かったのかもしれません。 物語としては、最初に「今」が描かれ、それから「今」に至るまでの過去を時系列的に振り返り、最後に再び「今」を描くという流れになっています。時代的には、ロシア革命の頃を描いているので、それを考えながら読むと、中々興味深い話になっています。
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54ロシア侵略の一年前に書かれたとは思えない時宜にかなった作品である。昔から帝国主義や覇権主義というのは、市民が顧みられない独善的で強権的なイデオロギーで、平和ボケと言われようとも憲法9条は守ってほしい。ウクライナが早く安心して暮らせる国に戻りますように
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