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グレゴワールと老書店主 海外文学セレクション
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グレゴワールと老書店主 海外文学セレクション

マルク・ロジェ(著者), 藤田真利子(訳者)

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グレゴワールと老書店主 海外文学セレクション

2,200

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2021/02/22
JAN 9784488016777

グレゴワールと老書店主

¥2,200

商品レビュー

3.6

16件のお客様レビュー

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2024/12/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短文でテンポよいけど同時に文学的。映像がうかんでくる。物語は予想以上に色んなことがおきた。本に接していなかった青年が本にふれるようになる、それを通した成長というきれいごとばかりではなくて、老書店主のムッシュピキエの葛藤や辛さや、それをどう人生の中で消化して(消化できないで)きたかみたいなところもまた味わい深かった。人生辛いよね、ということを噛み締められる小説で、だけど同じくらい、いいこともあるね、ということもパッケージされてる小説で、面白かった。

Posted by ブクログ

2023/09/22

本を介して老人心を通わせていく、落ちこぼれの青年の成長を描いた一冊。 映画を観るように読み進めました。

Posted by ブクログ

2023/01/22

題名からしてそそられる。 楽しみにしていた一冊である。 バカロレアにも落ちてしまったグレゴワールが、老人施設の仕事でピキエ老人に知り合い関わり合いを深めていくにつれ、眠っていた知性が呼び覚まされ、ピキエ老人のみならず周りの人々を巻き込みながら人としての成長をしていく。 いわゆ...

題名からしてそそられる。 楽しみにしていた一冊である。 バカロレアにも落ちてしまったグレゴワールが、老人施設の仕事でピキエ老人に知り合い関わり合いを深めていくにつれ、眠っていた知性が呼び覚まされ、ピキエ老人のみならず周りの人々を巻き込みながら人としての成長をしていく。 いわゆる『学校のお勉強』は良く出来るが、社会に出ると全く役に立たない人や、『学校のお勉強』が合わず個性が埋もれてしまう人は一定数存在する。 グレゴワールはお勉強は全くダメで、本など手に取るのも嫌。社会人として多少の忍耐強さを持ち、釈然としないものを抱えながらも見て見ないふりが出来る鈍感さを身につけている。 それが、自室に3,000冊の本を持ち込んでいる元書店主のピキエ老人と出会い、本とは読書とは何かということを通じて人として成長していく。 作者は朗読家で、そのような職業があることを初めて知った。朗読がいかに真心とテクニックを必要とするか、ということも。 このところ海外文学が続いている。特有の詩的な表現においては、文字や言葉が上滑りしてしまい、何度も何度も読み返したりした。 それでも自分の中に落とし込めず、言葉がツルーっと流れ出てしまう。 これはもう文化の違いで致し方ないのかも知れないと諦めた。 例えば、北村薫さんの小説に編み込まれている膨大な知識は、まるでわたしがそれを語っているかのように一体となる。 けれどこの物語は舞台も生まれ育った文化も違う。違うどころか、想像も出来ない。想像したとしても、ネットなどで断片的に拾ったものだけだ。 それに、物語に出てくるのは作者も内容も知らない本ばかり。 だからきっと、滑って滑って滑ったまま終わってしまったのだ。 つまらないわけではない。面白い物語だった。 老人ホームの老人たちが、実は心の中には熱い想いを隠している描写とか。 グレゴワールの人生が意外な方向へ進んでいくのも楽しかった。彼が旅する様子は映画を観ているように感じた。 ただ登場する作家や物語に、馴染みがなさ過ぎた。 わたしが知らな過ぎて、プロの朗読者である作者の熱量が遠かった。 降参。 ひとつ、心に留まったのが、「プレザン(出席)」の手をちゃんと挙げ意思表示をすること。 人生は切り拓け、自ら参加していくんだ!と鼓舞されている気がした。

Posted by ブクログ