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鬼を待つ 弥勒シリーズ 長編時代小説 光文社文庫
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鬼を待つ 弥勒シリーズ 長編時代小説 光文社文庫

あさのあつこ(著者)

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鬼を待つ 弥勒シリーズ 長編時代小説 光文社文庫

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2021/02/09
JAN 9784334791612

鬼を待つ

¥770

商品レビュー

4.1

18件のお客様レビュー

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2024/09/27

弥勒シリーズ第9弾。 今回も惨殺から事件は始まるが、相変わらず、遠野屋の主・清之介、北町奉行所定町廻り同心・小暮信次郎、岡っ引の伊佐治のやり取りは読者を惹きつける。 悪人を斬れと煽る信次郎。 清之介は「わたしは人を殺しはいたしません。まして、あなたの目の前で誰かを斬るぐらいならあ...

弥勒シリーズ第9弾。 今回も惨殺から事件は始まるが、相変わらず、遠野屋の主・清之介、北町奉行所定町廻り同心・小暮信次郎、岡っ引の伊佐治のやり取りは読者を惹きつける。 悪人を斬れと煽る信次郎。 清之介は「わたしは人を殺しはいたしません。まして、あなたの目の前で誰かを斬るぐらいならあなたを斬ります」と言ってのける。 そんな信次郎も「やってみな。おもしれえよな。ぞくぞくするほどおもしれえ」と返す。そんな2人を冷静に宥める伊佐治。絶妙な掛け合いが面白い。 いったん人殺しの技を身に付ければそうそう容易くは戻れないと清之介も信次郎も理解している。 清之介は今後、人を殺さずに生きていけるのか?信次郎は悪人を殺せと煽り続けるのか? 話の中盤から後半にかけてはいつも一気読みしてしまう作品だ。

Posted by ブクログ

2024/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2024.02.11.audible 清之介にも弱点はあるのね。 わかっていても、どうしても抑えられない気持ちがあるのね。 いつも冷静なのにね。 浅いところでは、その弱点を笑う信次郎だけど、 誰よりも清之介のことを理解しているからね。 源庵が殺されるとは。 また新たな敵が現れた模様。 手強いね。 amzon本の紹介 ある日、飲み屋で男二人が喧嘩をした。一人は大怪我を負ってしまい、殴った男はそれをみて愕然として遁走の果てに首を吊ってしまった。町方にしてみれば〝些末な事件〟のはずだった。しかし、怪我を負って生きていたはずの男が惨殺されて発見されたことから事態は大きく展開し、そして、また、小間物問屋遠野屋の主・清之介の周囲で闇が蠢く。推理にカミソリの切れ味を見せる北町奉行所定町廻り同心の木暮信次郎、人情派の岡っ引伊佐治が辿り着いたとんでもない真相とは――。一気読みの「弥勒」シリーズ第九弾。

Posted by ブクログ

2024/01/24

居酒屋で居合わした二人の男が口論になり、片方の男が大怪我を負った。 もう片方の男は、相手を殺してしまったと思い込み、首を括り自死した。 更に、数日後、大怪我を負った男が、首に五寸釘を刺し貫かれて殺された。 北町奉行所定町廻り同心の木暮信次郎と岡っ引の伊佐治がたどり着いた真相は・...

居酒屋で居合わした二人の男が口論になり、片方の男が大怪我を負った。 もう片方の男は、相手を殺してしまったと思い込み、首を括り自死した。 更に、数日後、大怪我を負った男が、首に五寸釘を刺し貫かれて殺された。 北町奉行所定町廻り同心の木暮信次郎と岡っ引の伊佐治がたどり着いた真相は・・。 小間物問屋『遠野屋』の主は、信次郎から逃れたいのか、もっと深く捉えたいのか。 二人の関係が面白い。

Posted by ブクログ

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