1,800円以上の注文で送料無料
現代音楽史 闘争しつづける芸術のゆくえ 中公新書2630
  • 新品
  • 書籍
  • 新書
  • 1226-35-03

現代音楽史 闘争しつづける芸術のゆくえ 中公新書2630

沼野雄司(著者)

追加する に追加する

現代音楽史 闘争しつづける芸術のゆくえ 中公新書2630

990

獲得ポイント9P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2021/01/18
JAN 9784121026309

現代音楽史

¥990

商品レビュー

4.1

9件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/03/24

実に興味深い本であった。 現代音楽について広く扱われている。私も現代音楽は好きでよく聴くが、シェーンベルクやヴェーベルンといった新ウィーン楽派の時代の作品しか知らないというのが現状だった。 しかし、本書を読んで現代音楽が主流だった時代でも無調の音楽を作曲していたのは少数派であった...

実に興味深い本であった。 現代音楽について広く扱われている。私も現代音楽は好きでよく聴くが、シェーンベルクやヴェーベルンといった新ウィーン楽派の時代の作品しか知らないというのが現状だった。 しかし、本書を読んで現代音楽が主流だった時代でも無調の音楽を作曲していたのは少数派であったことだ。現代においても調性音楽が主流であったことには驚いた。シェーンベルクが十二音技法を開発して現代音楽として広く普及されているにも関わらずだ。 また現代音楽は特異な音楽である。その根源には新しい音楽響きを求めたからだ。

Posted by ブクログ

2024/11/12

本棚に収める場合、同じ中公新書から出ている「西洋音楽史」(岡田暁生/著)の隣に並べるのにふさわしい書である。 現代音楽史は、西洋音楽史の本の最後に、添え物のように書かれていることが多い。まる1冊、現代音楽について書かれた本はほとんどないので、本書はありがたい存在だ。現代音楽ファ...

本棚に収める場合、同じ中公新書から出ている「西洋音楽史」(岡田暁生/著)の隣に並べるのにふさわしい書である。 現代音楽史は、西洋音楽史の本の最後に、添え物のように書かれていることが多い。まる1冊、現代音楽について書かれた本はほとんどないので、本書はありがたい存在だ。現代音楽ファンならずとも、クラシック音楽ファンなら持っておきたい一冊である。 「現代音楽史」といっても、一般的に認識されている第二次世界大戦以降からではない。シェーンベルクから書き始められており、20世紀初頭から21世紀までを広く眺めている。新ウィーン学派からのつながりと、現在の状況までがわかるようになっている。 幅広く網羅的に盛り込まれている一方で、もっと踏み込んでほしいと思う個所もあった。楽曲の紹介の仕方が特にそのように感じた。ブーレーズやシュトックハウゼンのような大物を別とすれば、人気の有無にかかわらずほとんどの作曲家は一人につき1曲しか紹介されていない。 ペルトの記述を例に挙げれば、「クレーメルらの演奏によるアルバム『タブラ・サラ』が発表されると、その奇妙なまでに静的で宗教的な作品群は、現代音ファンにとどまらない多くの聴き手を獲得することになった」という解説のみである。 欄外にお勧めのCDと、楽曲に対する解説などを加えたていたら、ガイド本としての価値を付加でき、より良いものになっただろう。新書という制約の中で書かれたので仕方がないところもあるが、このような要望は出しておきたい。 巻末に索引が付いているは、事典のような使い方もでき、便利である。例えば、ある作曲家がどの流派に分類されているか、あるいは、どの文脈で語られているかなどをサッと確認するのには使い勝手が良い。 現代音楽も含めた西洋音楽史の流れを知らない人が、本書を読むということはあまり考えられないが、念のため書いておく。 まったくの門外漢は先に西洋音楽史の本で流れをつかんでおかないと理解することは難しいだろう。現代音楽を理解するための重要なキーワードは「新しさへの希求」である。すなわち「誰が良い曲を作ったか」ではなく、「誰が最初にそれを行ったか」ということが重要なのである。 「そんなの常識だよ」というくらいの人で、現代音楽の作曲家と楽曲についてある程度知識がある人なら、さらに理解を深めることができるだろう。

Posted by ブクログ

2023/07/22

ここで取り上げるのは、いわゆる「クラシック」とジャンル分けされる音楽。その20世紀以降(後期ロマン派以降)の作品、作家をあつかう。 そもクラシックの現代って? 明確に答えるのが難しいけど、本書では楽譜で発表される作品と定義している。 けど、これも今となっては苦しい定義だよなぁ。 ...

ここで取り上げるのは、いわゆる「クラシック」とジャンル分けされる音楽。その20世紀以降(後期ロマン派以降)の作品、作家をあつかう。 そもクラシックの現代って? 明確に答えるのが難しいけど、本書では楽譜で発表される作品と定義している。 けど、これも今となっては苦しい定義だよなぁ。 いずれにせよ、無調や12音技法、セリー音楽などを実験期間とし、これからどんな音楽が生まれてくるのか? びっくりしたいなぁ。

Posted by ブクログ