商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2021/01/13 |
| JAN | 9784334754389 |
- 書籍
- 文庫
戦争と平和(4)
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戦争と平和(4)
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商品レビュー
4.1
10件のお客様レビュー
ナポレオンは軍の中核であったものの、実際に敵を殺している人たち(殺したいという意志を持って殺している人たち)はもはやナポレオンの命令だからではなく、自分たちがやりたいからやっているという指摘があった。登場人物を介してではなく、トルストイの語り手としての戦争批判が目立ち始める。
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- ネタバレ
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戦争は悪と断じながらも、戦争の原理ともいうべきものを克明に、そして、深く論じる慧眼に唸らされた。 解説でもあるようにいきなり語り手が前面に出てくる巻であった。 メモ 3-1-1 トルストイの歴史観 3-2-8 ボルコンスキー老公爵の最後、マリヤの葛藤 3-2-11 マリヤと農民の抜き差しならない対面 3-2-24 アンドレイの思索。死を目前にして。 ボロジノの戦いにおけるピエールのピエロぶりとは何を象徴しているのか。
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第4巻(第3部1、2編)ではロシアを舞台にした祖国戦争が描かれる。「もうたくさんだ、たくさんだよ、人間たち。よしなさい・・・。正気に戻るんだ。君たちはいったい何をしているんだ?」(p554)と語り手がこの戦いを振り返り述べるが、本当にもうたくさんです。何のために戦うのか?が登場人...
第4巻(第3部1、2編)ではロシアを舞台にした祖国戦争が描かれる。「もうたくさんだ、たくさんだよ、人間たち。よしなさい・・・。正気に戻るんだ。君たちはいったい何をしているんだ?」(p554)と語り手がこの戦いを振り返り述べるが、本当にもうたくさんです。何のために戦うのか?が登場人物や語り手を通して語られていた。主要人物の精神面での変化やナポレオンの内面を描いたところなどは面白く読んだが、それを含めてもこの巻はしんどかった。
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