商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2021/01/12 |
JAN | 9784047364813 |
- コミック
- KADOKAWA
バクちゃん(2.)
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バクちゃん(2.)
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商品レビュー
3.8
8件のお客様レビュー
一年ぶりにバクちゃんを読んで、また泣いてしまった。 ここに出てくるみんなは優しすぎる。 地球(日本)って住みにくいのかなぁと思う。 その後、みんながどうしているのか知りたいけど、怖くもある。 どうか幸せに生きていてほしい。バクちゃん。
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やさしい絵柄で、あたたかいタッチで描かれる、ままならないことたち。 地球にやってきたバクちゃんとその周りの人たちのお話。 本当に買ってよかった、読んでよかった、ひとりでも多くの人が読んでくれればと心から思っています。 バクちゃんは人や生き物のの夢を食べることができます。 同じ...
やさしい絵柄で、あたたかいタッチで描かれる、ままならないことたち。 地球にやってきたバクちゃんとその周りの人たちのお話。 本当に買ってよかった、読んでよかった、ひとりでも多くの人が読んでくれればと心から思っています。 バクちゃんは人や生き物のの夢を食べることができます。 同じく地球にやってきた移民の仕事(庭の剪定)を手伝う際に、草の夢を吸うことで草を枯らすことに成功します。でも、故郷で夢はとても大切なもの。自分が地球で役に立つためにできることが、草から夢を奪い枯らせることなのかと涙を流します。 それを見ていた庭の持ち主は迷惑そうに「訳がわからないわ、外国人って」「働かずにすぐに泣いたりして」それを聞いた仕事のオーナーがこう言います。 「私が埋め合わせしますのでご批判は無用 それに 誰かが泣くのは外国人だからじゃない 人間だから泣くんだ」 小さな場面を丁寧に取り上げて、同じ人間だと叫んでいる。 私が日頃見て見ぬ振りをしている場面がそこここにある。 私が気付けもしないような現実が日常が溢れている。 ままならない。 それでも、この漫画が、バクちゃんが、トニーが、ダイフクが、ホルヘがくれたものを心において、この国で生きていく。すぐに全ての問題が解決するなんて簡単なことではもちろんない、それでも知ることがその第一歩だから。 もっともっと増村先生の目で見る世界を読んでいたかったな。
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p.200〜で涙腺決壊。 こんな感想じゃ生温い、っていうくらいの現実があるのは十分わかっているけれど。 私の知人の姿にあまりにも重なるので、読んでいて本当に胸が痛い。 日本はまだ「移民」を認めていない。「外国人労働者」「技能実習生」という特殊枠に括っている。彼らの人権が蔑ろにさ...
p.200〜で涙腺決壊。 こんな感想じゃ生温い、っていうくらいの現実があるのは十分わかっているけれど。 私の知人の姿にあまりにも重なるので、読んでいて本当に胸が痛い。 日本はまだ「移民」を認めていない。「外国人労働者」「技能実習生」という特殊枠に括っている。彼らの人権が蔑ろにされていることに対する、目眩しとして。既にそれが国際社会からの批判の的になっているけれど、「日本に移民はいない」という詭弁でその批判をのらりくらりとかわし続けている。 ポピュリストは、移民を「自分たちの権利を奪う泥棒」と名指しして、「既得権」の危機だという庶民の意識を煽るけれど、本当の意味で庶民の生存権や普通の暮らしを奪っているのは、当のポピュリストだということは決して明かさないような詐術を使っている。 考えることをやめてはいけない、と心から思う。 でも、いきなり氷水に浸かることは難しいから、こういうソフトな入り口からたくさんの人が関心を持ち始めてくれれば、と願わずにはいられない。
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