商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2020/12/07 |
JAN | 9784022517371 |
- 書籍
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北条五代(上)
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北条五代(上)
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商品レビュー
3.9
14件のお客様レビュー
とても面白かった。二人とも好きな作家で、同じ作品を通して読み比べできるのも、なかなか無いので、そういったところも特別なおもしろさの一つだったと思う。伊東氏のパートになって、始めのところは、火坂氏に寄せた書き方から、最後の方は伊東氏色そのものの書き方になっていたと思うが、二人の共作...
とても面白かった。二人とも好きな作家で、同じ作品を通して読み比べできるのも、なかなか無いので、そういったところも特別なおもしろさの一つだったと思う。伊東氏のパートになって、始めのところは、火坂氏に寄せた書き方から、最後の方は伊東氏色そのものの書き方になっていたと思うが、二人の共作として、見事に完成させたと思う。改めて、火坂氏の早逝は残念だったと思った。
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北条5代の前編。300ページくらいまでが火坂雅志氏、その後を伊東潤氏が引き継ぐかたちで完成させてある。さすが伊東潤である、北条を書かせたら右に出るものはいない。文章も少し火坂氏に寄せているのか、違和感はまったくありません。上巻は3代まで、テンポよく進んでいくのであっと言う間に読み...
北条5代の前編。300ページくらいまでが火坂雅志氏、その後を伊東潤氏が引き継ぐかたちで完成させてある。さすが伊東潤である、北条を書かせたら右に出るものはいない。文章も少し火坂氏に寄せているのか、違和感はまったくありません。上巻は3代まで、テンポよく進んでいくのであっと言う間に読み終わってしまいます。
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早雲以降の後北条氏を書いた本である。 火坂氏は執筆中に亡くなられたので、その志を受け継いで伊東潤氏が早雲以降の北条氏を書く。 早雲は戦国時代の先駆けとなった武将で、関東を次々と切り従えていった麒麟児と言われたが、その治世は民に優しく、遺訓にも、上下万民に対し、一言半句も虚言を申...
早雲以降の後北条氏を書いた本である。 火坂氏は執筆中に亡くなられたので、その志を受け継いで伊東潤氏が早雲以降の北条氏を書く。 早雲は戦国時代の先駆けとなった武将で、関東を次々と切り従えていった麒麟児と言われたが、その治世は民に優しく、遺訓にも、上下万民に対し、一言半句も虚言を申すべからずとした。早雲が理想としたのは、領民の財も命も穏やかであるべしという思想で、数ある戦国大名の中で これほど民政に心を砕き、民に慕われた領主もいないといえた。
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