![狂気の山脈にて クトゥルー神話傑作選 新潮文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001956/0019560198LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2020/11/30 |
JAN | 9784102401422 |
- 書籍
- 文庫
狂気の山脈にて クトゥルー神話傑作選
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狂気の山脈にて クトゥルー神話傑作選
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商品レビュー
3.6
21件のお客様レビュー
クトゥルフ神話TPRGから興味を持って、原作のクトゥルーを読み始めた。よくある話です。 海外作品って同じ作品でも翻訳者が違うと印象が変わったりするけど、クトゥルーはもうそもそもが難しくて読みづらい!笑 読了までかなり時間を要しました。 でも『時間からの影』は個人的にとても読みやす...
クトゥルフ神話TPRGから興味を持って、原作のクトゥルーを読み始めた。よくある話です。 海外作品って同じ作品でも翻訳者が違うと印象が変わったりするけど、クトゥルーはもうそもそもが難しくて読みづらい!笑 読了までかなり時間を要しました。 でも『時間からの影』は個人的にとても読みやすくて、最後の話がこれだったおかげでラストスパートは一気に読み切れたかな。他の傑作集も読む予定
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怪奇小説を語るなら欠かせないだろう、というのとボクの嗜好で、読もうとうずうずしてたけどようやく読めた 表題作の「狂気の山脈にて」は言わずもがな、他の収録作もクトゥルー神話ならではの不気味さと深遠さを感じさせられた TRPGとかで見知ってたし、こんな感じの体系をなしたファンタジー...
怪奇小説を語るなら欠かせないだろう、というのとボクの嗜好で、読もうとうずうずしてたけどようやく読めた 表題作の「狂気の山脈にて」は言わずもがな、他の収録作もクトゥルー神話ならではの不気味さと深遠さを感じさせられた TRPGとかで見知ってたし、こんな感じの体系をなしたファンタジー大好きだから調べていたりもしたから、読んでて「こいつらってこうだったのか」みたいな気づきも得たりして楽しかった 次作の『アウトサイダー』と前作の『インスマスの影』も読みたい
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ラヴクラフト初体験。 クトゥルフ神話の生みの親。ホラーが苦手ではあるが、これだけ有名な作品群なのだから一度は手に取ってみないとと思い挑戦。 本作は表題作「狂気の山脈にて」と「時間からの影」という中編2篇を含む8篇から成る。 真っ先の印象としては、ラヴクラフトが創出する恐怖を恐怖...
ラヴクラフト初体験。 クトゥルフ神話の生みの親。ホラーが苦手ではあるが、これだけ有名な作品群なのだから一度は手に取ってみないとと思い挑戦。 本作は表題作「狂気の山脈にて」と「時間からの影」という中編2篇を含む8篇から成る。 真っ先の印象としては、ラヴクラフトが創出する恐怖を恐怖として堪能するためには、かなりの想像力が必要だなということ。 卓越した想像力の結果を余すところなく文章に落とし込むので、それを再構築するのにだいぶ骨が折れる。 おそらくホラーにはホラーを読むスキーマが必要なのだろうが、怖いの嫌いな私はそんなものもなく、ただひたすら彼の記述からイメージを構築する。 ただ、私が再構築したイメージは、そんなに怖くないのだ。 恐怖の基となる、恐怖の対象となるものが霊とかゾンビとか狂った人間とかではなく、宇宙的なもの、遙か昔に宇宙からやってきたものという設定なのでそういう意味ではSFとして読むことができる。 その視点からすると、割と面白い。とりわけ、中編2篇については導入から中盤にかけてはホラーというよりもSFテイストが強く、そこまでは興味深く読める。 ただそこから恐怖の場面に転換するときに、私の想像力がおっつかなくなる。 想像がおっつかないのに、たたみ込むように、あるときは内省的に、またあるときは状況を徹底的に細かく文章にして浴びせてくるので、うわあとなる。 物語そのものの恐怖よりも、「あれ、おれバカなのかなもしかして」と思う恐怖の方が上回ってしまったかもしれない。 これはもう、仕方ない。私の能力不足である。向いてなかった。 熱狂的なファンがいるし、クトゥルフ神話はある意味盤石のジャンルとして成立しているわけなので、好きな人にとってみればこのテイストがたまらなく面白いに違いない。 それもこれも試してみないとわからないので、ホラー系が好きかもな方は一度挑戦してみて欲しい。
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