商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2020/11/26 |
JAN | 9784098253869 |
- 書籍
- 新書
福岡伸一、西田哲学を読む
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福岡伸一、西田哲学を読む
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
西田幾多郎は野中先生の本でいくらか知った程度で間主観性とか知のありようを説いた人だと思っていた。福岡先生の動的平衡は読んでいないが直感的に納得できる話で、この二人がどう重なるのか興味深いと思って読んだ。多と一、分解と合成、過去と未来、いろんな対立概念の同居、同時発生が生命的な現象...
西田幾多郎は野中先生の本でいくらか知った程度で間主観性とか知のありようを説いた人だと思っていた。福岡先生の動的平衡は読んでいないが直感的に納得できる話で、この二人がどう重なるのか興味深いと思って読んだ。多と一、分解と合成、過去と未来、いろんな対立概念の同居、同時発生が生命的な現象であるということのよう。生命の見方が変わる。最後のベルグソンの円弧もとても面白かった。 包まれつつ包むを福岡先生は本当に納得したのかなと思ってたら、最後の新書へのあとがきで触れられていた。でもまだよくわからず。生命は時間を作るというが、カイロスとクロノスのこと?環世界的にそれぞれの生物の時間はあると思うが。包まれつつ包むはガイア理論、システムオブシステムズ的に理解してみたのだが違うのか。ロゴスに偏ってるのだろうか。 いま生命現象に興味があるので福岡先生の本を何冊か買うことにした。
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西田哲学と福岡科学の融合試行。しかし、池田さんは年輪に固執しているように感じた。けれどこれは本当にそうなのか、あるいは読解が至らないためかかはわからない
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生命とは何か?という人類未踏の難題に、福岡生物学と西田哲学を重ね合わせて、解き明かした一冊。理系と文系のあるべき統合の姿。 2人の賢人が素直に分からないところは「分からない!」と明言してくれる対話形式のおかげで、難解過ぎる西田哲学のコンセプトに、一歩一歩、挑んでいける名著。 一...
生命とは何か?という人類未踏の難題に、福岡生物学と西田哲学を重ね合わせて、解き明かした一冊。理系と文系のあるべき統合の姿。 2人の賢人が素直に分からないところは「分からない!」と明言してくれる対話形式のおかげで、難解過ぎる西田哲学のコンセプトに、一歩一歩、挑んでいける名著。 一点、不満点としては、西田哲学と切っても切り離せない仏教(あるいは東洋思想)が、ほぼ言及されていないこと。
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