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他者を感じる社会学 差別から考える ちくまプリマー新書363
968円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2020/11/07 |
JAN | 9784480683878 |
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他者を感じる社会学
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商品レビュー
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『普通』であることとは何か? 自分が思う『普通』ではない人と出会った時に貴方はどうするか。周囲を見てそれと同じ反応をしたり未知なものへの一般的な対応で誤魔化すか。 『普通でないも』のは普段普通だと信じている者たちに恐怖心を抱かせる。その恐怖心の捌け口として排除し、なすりつけ目を...
『普通』であることとは何か? 自分が思う『普通』ではない人と出会った時に貴方はどうするか。周囲を見てそれと同じ反応をしたり未知なものへの一般的な対応で誤魔化すか。 『普通でないも』のは普段普通だと信じている者たちに恐怖心を抱かせる。その恐怖心の捌け口として排除し、なすりつけ目を背ける。 いずれの道も差別しか生まない。 『普通が何であるか』を常日頃から意識しないでいると『普通でないもの』に対して正しい対処は出来ない。 一つの国民であるということはどういうことか、多様性とどう向き合って考えていくのがとても気になった。
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「他者を理解しつながろうとする中で、生じる摩擦熱のようなものが「差別」の正体だ。「いけない」で断じて終えるのでなく、その内実をつぶさに見つめてみよう。」 目次 第1章 差別とはどんな行為か 第2章 差別を考える二つの基本 第3章 カテゴリー化という問題―他者理解の「歪み」を考え...
「他者を理解しつながろうとする中で、生じる摩擦熱のようなものが「差別」の正体だ。「いけない」で断じて終えるのでなく、その内実をつぶさに見つめてみよう。」 目次 第1章 差別とはどんな行為か 第2章 差別を考える二つの基本 第3章 カテゴリー化という問題―他者理解の「歪み」を考える 第4章 人間に序列はつけられるのだろうか 第5章 ジェンダーと多様な性 第6章 障害から日常を見直す 第7章 異なる人種・民族という存在 第8章 外見がもつ“危うさ” 第9章 差別を考えることの“魅力” 著者等紹介 好井裕明[ヨシイヒロアキ] 1956年大阪市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。日本大学文理学部社会学科教授
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差別問題を考える基本的な視点と近年の重要トピックである問題についてざっと知ることができる。「カテゴリー化」について負の側面だけでなくゴッフマンなどを引きながらカテゴリー化は人間が円滑な社会生活を送る上で必要な行為であるといった社会学らしいものの見方を提示しているのが良い。先行研究...
差別問題を考える基本的な視点と近年の重要トピックである問題についてざっと知ることができる。「カテゴリー化」について負の側面だけでなくゴッフマンなどを引きながらカテゴリー化は人間が円滑な社会生活を送る上で必要な行為であるといった社会学らしいものの見方を提示しているのが良い。先行研究、事例、メディア分析、そして著者自身の体験談などさまざまな角度から語られ、ちくまプリマーでそれだけ幅広に触れるとそれぞれは薄くならざるを得ないが、バランスの良い本だと思う。個別トピックはジェンダー・多様な性、障害、人種・民族、外見など。
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