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非色 河出文庫
990円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2020/11/05 |
| JAN | 9784309417813 |
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非色
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商品レビュー
4.6
154件のお客様レビュー
重いテーマを扱いながらも、登場人物の逞しさが光る物語です。終戦直後、黒人兵士と結婚した笑子は、ニューヨークでの人種差別や偏見に立ち向かいながら生き抜いていきます。彼女の姿を通じて、差別や偏見がどのように生まれるのか、人間の本質に迫る深い問いが提示されます。笑子の強さや、周囲の人々との関わりを描くことで、読者は自身の内面を見つめ直す機会を得るでしょう。また、時代を超えて変わらない差別意識や、無関心ではいられない現代の問題について考えさせられます。色の違いを超えた、より大きなテーマが織り込まれたこの作品は、心に響くメッセージを持っています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
何度か読み返す作品。 渡米した登場人物それぞれが悩みを抱えていて、自分が外人の立場で見たアメリカがよくわかる。昔の話だけど、差別は絶対に簡単にはなくならないと思う。女性の逞しさに未來を感じれた。
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デリケートな人種差別問題に踏み込む作品。白か黒かという単純な話ではなく、黒の中でも差別はあり、みな自分より下の人間を見下し蔑むことで、「自分が一番下ではない」と自尊心を保っているのだという残酷さを感じた。登場人物のなかでは平等の心を持っている主人公でさえ、ニグロの妻であることを隠...
デリケートな人種差別問題に踏み込む作品。白か黒かという単純な話ではなく、黒の中でも差別はあり、みな自分より下の人間を見下し蔑むことで、「自分が一番下ではない」と自尊心を保っているのだという残酷さを感じた。登場人物のなかでは平等の心を持っている主人公でさえ、ニグロの妻であることを隠そうとしたりプエルトリコ人と同等に扱われて激昂したりと、どうしても差別意識は内に存在してしまうのが印象的だった。私も私の周りも、人種にしろ部落にしろ被差別者とは縁がないし、誰のことも差別していない(と思っている)ので「黒人と遊んじゃダメ」などというのは頭がおかしいと思える。しかし、もし周りの人がそのような考えなら、私も流されて同じように差別してしまうだろうと思った。親がそのような思想ならなおのことであり、当たり前のように差別的な思想に触れていたら、当たり前のように受け入れられるのかもしれない。今でこそ世界的に「差別はやめよう」という動きがあり、昔と比べれば圧倒的に減ってはいるのだろうが、こういった先祖代々受け継がれたとも言える差別意識は簡単になくせるものではないのだろうとも感じ、複雑な問題なのだと改めて思った。 有吉佐和子さんを存じ上げなかったので、解説を読んだとき、1960年代に書かれたものだと知って驚いた。たしかに難しい言葉や漢字も多いが、ここ10年くらいで書かれたものだと勘違いするくらいには読みやすかった。
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口には出せないけれど、 うっすら自分の中にもあるのかもしれない。 差別は、「あの人よりもまし」と自己防衛のために思う心から生まれているのかもしれない。 日本の中では氏族、家柄、金持ち、貧乏、外国人、黒人、白人。 アメリカでは、黒人、白人。その中にもユダヤやプエルトリコ。アフリカ...
口には出せないけれど、 うっすら自分の中にもあるのかもしれない。 差別は、「あの人よりもまし」と自己防衛のために思う心から生まれているのかもしれない。 日本の中では氏族、家柄、金持ち、貧乏、外国人、黒人、白人。 アメリカでは、黒人、白人。その中にもユダヤやプエルトリコ。アフリカに住む黒人、アメリカの都市部、田舎に住む黒人。 細かく意識しだしたらキリがない。 傍から見たら違いもよくわからない。 だけど、そんな些細なことと当事者以外は思うことでも、優越感に浸ることで自分の置かれた立場や環境が悪くないのかもと思おうとする気持ちは分からなくもない。 Page Turnersでお勧めされていて読んでみたけど、読んで本当に良かった。これが五十年以上前に書かれているなんて。凄すぎる洞察力と執筆力。同じ作家さんの他の本も読んでみたくなった。
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