商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2020/10/29 |
| JAN | 9784480815583 |
- 書籍
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海をあげる
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海をあげる
¥1,760
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商品レビュー
4.2
285件のお客様レビュー
「この海をひとりで抱えることはもうできない。だからあなたに、海をあげる」 「この本を読んでくださる方に、私は私の絶望を託しました。だからあとに残ったのはただの海、どこまでも広がる青い海です。」
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日常生活の中で、自分だけではどうすることもできない大きな力によって、身動きが取れない環境を強いられていて、静かな怒りを抱えている人がいることを知れた。その中で、行動している人がいて、でもすぐに問題が解決するわけじゃない無力感というか苦しさもある。 こういったことが自分たちのすぐ近...
日常生活の中で、自分だけではどうすることもできない大きな力によって、身動きが取れない環境を強いられていて、静かな怒りを抱えている人がいることを知れた。その中で、行動している人がいて、でもすぐに問題が解決するわけじゃない無力感というか苦しさもある。 こういったことが自分たちのすぐ近くで起こっていても、これまでしっかりと知ろうとしていなかった。行動できていない自分を知ることができた。
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目次 ・美味しいごはん ・ふたりの花泥棒 ・きれいな水 ・ひとりで生きる ・波の音やら海の音 ・優しいひと ・三月の子ども ・私の花 ・何も響かない ・空を駆ける ・アリエルの王国 ・海をあげる 本屋大賞のノンフィクション部門にノミネートされた本ということで手に取った本。 それ...
目次 ・美味しいごはん ・ふたりの花泥棒 ・きれいな水 ・ひとりで生きる ・波の音やら海の音 ・優しいひと ・三月の子ども ・私の花 ・何も響かない ・空を駆ける ・アリエルの王国 ・海をあげる 本屋大賞のノンフィクション部門にノミネートされた本ということで手に取った本。 それ以外の情報はなかった。 ノンフィクション=ルポルタージュというわけではないとは思うが、始めの一編で最初の夫との離婚の話で、一体何を読まされているのかと混乱した。 夫が親友と浮気して、もう別れたけれど、今後どうしたらいい?という話。 これは、片方の当事者からしか情報を得ることができない状態で読まされるべきものではないと思うのだ。 そして、彼女の多用する「○○してあげる、あげた」という表現。 「困っていると呼びつけられたら、お金を貸してあげた」「親切にしてあげた人に裏切られた」 他意はないのかもしれない。 ただの文章上の癖なのかもしれない。 でも、どうしても上からものを言っているように見えてしまう。 「してあげる」と思っている人から一方的に善意を「してもらう」しかない人の心のうちを想像することはないのだろう。 「お金を貸した」「親切にした」でいいと思うのだけど。 その後、沖縄の海洋汚染や基地問題などにも触れているのだけれど、あくまでもこれはエッセイ。 エッセイはノンフィクションなのか問題。もやもや。 あと、文章の組み立てが稚拙というか、わかりにくい。 結局何を言っているの?と読み返すこと数回。 素人の文章だなあと思っていたら、大学の教授じゃないですか。うーむ。
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