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クジラをめぐる冒険 ナゾだらけの生態から対立する捕鯨問題まで
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クジラをめぐる冒険 ナゾだらけの生態から対立する捕鯨問題まで

石川創(著者)

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クジラをめぐる冒険 ナゾだらけの生態から対立する捕鯨問題まで

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 旬報社
発売年月日 2020/10/29
JAN 9784845116584

クジラをめぐる冒険

¥1,650

商品レビュー

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2023/01/05

獣医師である著者は、水族館勤務を経て、日本鯨類研究所で長年にわたって調査捕鯨に携わった。その間、反捕鯨運動(環境保護団体による暴力行為や、事実ではないことを捏造して世界中に発信される等々)に直面した。そして、捕鯨賛成国と反対国の主張はどこまでも平行線で、妥協の見込みなく、ついに日...

獣医師である著者は、水族館勤務を経て、日本鯨類研究所で長年にわたって調査捕鯨に携わった。その間、反捕鯨運動(環境保護団体による暴力行為や、事実ではないことを捏造して世界中に発信される等々)に直面した。そして、捕鯨賛成国と反対国の主張はどこまでも平行線で、妥協の見込みなく、ついに日本は国際捕鯨委員会を脱退することになった。 そもそもなぜこういう流れになったのか、捕鯨の歴史から紐解いて解説してくれている。これを知らなかったら反捕鯨運動の宣伝の思うツボで、日本人ですら捕鯨は悪いこととの認識になっているんじゃないかな。 「世の中には事実は1つでも、そこから生まれる真実や正義は、立場が違えばまったく異なるものがたくさんあるのだということを考えるようになりました。」というふうに、多様性を認めることや、自分の考えを押し付けないことの重要性を伝えてくれています。

Posted by ブクログ

2022/03/16

『海獣学者、クジラを解剖する。』は科博の研究者の本だったが、こちらは『海獣…』の著者と同じく日獣に行って獣医になった後、水族館勤務を経て、長く調査捕鯨に関わった人である。 『海獣…』を読んだ後なので、少しは鯨の知識はあったつもりだったが、この本で初めて知ったこともあり、なかなか良...

『海獣学者、クジラを解剖する。』は科博の研究者の本だったが、こちらは『海獣…』の著者と同じく日獣に行って獣医になった後、水族館勤務を経て、長く調査捕鯨に関わった人である。 『海獣…』を読んだ後なので、少しは鯨の知識はあったつもりだったが、この本で初めて知ったこともあり、なかなか良かった。 特にこちらは調査捕鯨をしていた人なので、所謂捕鯨問題に関しても、シーシェパードから実際に攻撃された経験もリアルに語ってくれる。捕鯨の歴史もきちんと書かれている。欧米の捕鯨は油を取るだけだと思っていたが、昔は食べていたし、ノルウェーやアメリカ・カナダの先住民は今も捕鯨して肉を食べているそうだ。ノルウェーやアメリカ・カナダの先住民にもシーシェパードは抗議しているのだろうか? 体裁は子ども向けなので、字も大きく、分かりやすく読みやすい。 クロミンククジラの写真がカラーで載っているが、本当に美しい。 個人的には、もう今は他に食べられる安い肉がたくさんあるのだから、わざわざ捕鯨しなくても、と思う。捕鯨しないと海洋の生態系が崩れて大変なことになるというなら別だけど、今のところそんなこともないようだし。 この本の主張とは反対になるけど。

Posted by ブクログ

2021/01/10

水族館の獣医師だった石川さんは、調査捕鯨に同行する調査員になりました。そもそも調査捕鯨って何?そもそもなぜ世界中で捕鯨が禁止になったの?今クジラをめぐる環境はどうなってるの? 難しい問題を最も近くで体験してきた石川さんですが、説明はわかりやすく、タイトルの「クジラをめぐる冒険」が...

水族館の獣医師だった石川さんは、調査捕鯨に同行する調査員になりました。そもそも調査捕鯨って何?そもそもなぜ世界中で捕鯨が禁止になったの?今クジラをめぐる環境はどうなってるの? 難しい問題を最も近くで体験してきた石川さんですが、説明はわかりやすく、タイトルの「クジラをめぐる冒険」がぴったりだと思えます。

Posted by ブクログ

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