商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2020/10/15 |
JAN | 9784480017154 |
- 書籍
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生まれてこないほうが良かったのか?
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生まれてこないほうが良かったのか?
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商品レビュー
4.1
18件のお客様レビュー
「生まれてこなければよかったのか?」という問いは、宗教的な背景を持つ身として幾度となく考えてきたテーマです。 著者の森岡氏は、自身もそんな問いを抱えつつ、哲学的な視点から反出生主義に理解を示しつつ、それを超克するための「誕生肯定の哲学」を模索します。 読んでいくと、哲学的な理解を...
「生まれてこなければよかったのか?」という問いは、宗教的な背景を持つ身として幾度となく考えてきたテーマです。 著者の森岡氏は、自身もそんな問いを抱えつつ、哲学的な視点から反出生主義に理解を示しつつ、それを超克するための「誕生肯定の哲学」を模索します。 読んでいくと、哲学的な理解を前提とするかなりハードな内容で、半分も理解できたかどうか…というところです。 ただ、森岡氏のような「誕生肯定の哲学」は待ち望んでいたところでもあったので、この後出版されるものにも期待しつつ、己の哲学としても深めていきたいところです。
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存在することと生成することの違いに基づく議論は難しかったが、反出生の考え方が古代にまで遡り、常に存在し続けてきたことに驚き。 本題とは逸れるがニーチェの永遠回帰という考え方は初めて知り、刺激的だった。
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面白かった! 誕生肯定とニーチェの運命愛の概念が特に好きで、自分の人生観を変えてくれたと言っても過言では無い。 ブッダやショーペンハウアーの考え方も分かる。 (数年前まではうつ病もあり他者には強要しない反出生主義の立場だったので、辛い時人間はこうなっていたかもしれない平行世界の...
面白かった! 誕生肯定とニーチェの運命愛の概念が特に好きで、自分の人生観を変えてくれたと言っても過言では無い。 ブッダやショーペンハウアーの考え方も分かる。 (数年前まではうつ病もあり他者には強要しない反出生主義の立場だったので、辛い時人間はこうなっていたかもしれない平行世界の存在を考えてしまうというのも嫌という程当時は実感した。) そして歴史的に苦悩を抱える人間達が存在したこと自体も自分にとっては凄く救いになったので反出生主義の人達も存在はしていて欲しい。 だがやはり何が実現可能かを考え続けない限り無駄に苦しむだけという事も理解しているので今の精神状態でこの本が読めて良かったと思う。
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