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消えたレッサーパンダを追え! 警視庁「生きもの係」事件簿 環境ノンフィクション
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消えたレッサーパンダを追え! 警視庁「生きもの係」事件簿 環境ノンフィクション

たけたにちほみ(著者), 西脇せいご(絵)

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消えたレッサーパンダを追え! 警視庁「生きもの係」事件簿 環境ノンフィクション

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 学研プラス
発売年月日 2020/10/15
JAN 9784052052347

消えたレッサーパンダを追え!

¥1,540

商品レビュー

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2024/03/23

 警察には通称「生きもの係」と呼ばれる課があるのだそうだ。生物の密猟や密輸、不法な飼育や売り買いなどを取り締まることを専門とする課だ。そこで働く福原警部の扱った事件を紹介する児童向けノンフィクション。  タイトルにあるレッサーパンダやコツメカワウソなどの可愛い系の他、カメやヘビや...

 警察には通称「生きもの係」と呼ばれる課があるのだそうだ。生物の密猟や密輸、不法な飼育や売り買いなどを取り締まることを専門とする課だ。そこで働く福原警部の扱った事件を紹介する児童向けノンフィクション。  タイトルにあるレッサーパンダやコツメカワウソなどの可愛い系の他、カメやヘビやカエルや熱帯魚など、たくさんの希少動物が登場する。他の人が飼わないような珍しい生き物を飼いたがる人がいて、その欲望につけ込んだ高額の売買で儲けようとする人がいる。希少動物を守る法律は生態系を守るためにあるということを、福原警部が教えてくれる。  「優秀な刑事になるためには、何か自分にしかできない得意技を持て」という上司のアドバイスから、福原さんが自分の「生きもの好き」なところを生かして生物や法律に関する勉強を深め、当時そこまで重視されていなかったこの領域の取り締まりを行うチームを設立し存在感を高めていくところが面白かった。また、捜査の過程で保護した動物たちは、全国の動物園等の施設に協力をあおいで引き取ってもらう必要がある。法の順守や生態系以前に、目の前の命を守るために奔走する警察や飼育員さんたちの連携もすばらしかった。  知らなかった世界を知れる読書だった。娘と一緒に読了。

Posted by ブクログ

2024/02/22

学研の環境ノンフィクションです。 題名、表紙の絵、内容、小学生も大人も興味を持ちますよね。総ルビなので低学年でも読めるかな。 警視庁の生活環境課第三係、そこは生き物の密輸や違法売買を扱うので「生きもの係」と呼ばれていた。本書では所属の福原警部が担当した事件が書かれます。 取り...

学研の環境ノンフィクションです。 題名、表紙の絵、内容、小学生も大人も興味を持ちますよね。総ルビなので低学年でも読めるかな。 警視庁の生活環境課第三係、そこは生き物の密輸や違法売買を扱うので「生きもの係」と呼ばれていた。本書では所属の福原警部が担当した事件が書かれます。 取り上げられる事件や盗難方法もびっくりするものばかり。  動物園や研究所からレッサーパンダや希少な亀が盗まれた!鉄格子が外されたこともある、犯人は怪力男!?  運び屋がスローロリスを密輸した。生きもの密輸ではどのようにして運ぶ?  奄美大島から天然記念物の生き物がたくさん持ち出された! 犯人像も様々です。 「生きもの係」ができたのが2002年、まだまだ動物の違法売買への認識が緩かったころです。  「動物捕まえて売ったら金儲けになったからやっただけ。警察が来るほどのこと?」という軽い気持ち。  海外から持ち込みが禁止されていない動物のなかに、禁止されている動物を混ぜる場合、どれがどれかわからなくさせるために学名であるラテン語でリストを作って捜査官を撹乱させようとした犯人。  「希少動物が高く売れると聞いて、密輸してみたんだけど、日本に持ち込んだこの動物をどうやって売ればいいんだろう?」のような見通しの浅さ。  かと思えば「違法と知っているが、本当にこの動物が大好きなので準備万端整えてお迎えしました」という、違法なんだが大事にされた動物が戻ってよかったな、というケース。 「生きもの係」のような動物に関する捜査内容が公表されることにより、人々に「この生きものを売買してはいけない」「生きものは大切にしよう」「生きものを生態系から勝手に持ち出してはいけない」ことが広める役にもたちますよね。 そして盗まれた生きものが保護されたとしても、病気になっていたりすると、元々の環境にはもう戻せないこともあります。動物でも植物でも、そこから持ち出したけど、別の所に放したからいいだろ、とはなりません。 福原警部がなぜ動物専門捜査担当になったのかも書かれますが、ここでは事件捜査のことだけでなく、福原警部が「生態系を崩すと我々の生活にも影響が出てしまうんだよ」ということが児童にもわかりやすく語られています。 生き物を守る法律や、保護された生き物たちがその後どうなるか(元の環境に戻せないこともある)、警察官の階級などのコラムも充実しています。 児童向けノンフィクションは、知らないことをわかりやすく知ることができる、自分に何ができるか考える事ができるということで、良書がたくさんあります。こちらもとても良い本ですでした。

Posted by ブクログ

2024/02/07

生きもの大好き長男が好きな本。生きものを大事にして!って思ったそうだ。そして生きものを盗まないで!お願いします。この刑事さんが凄すぎるのだそうだ。そしてすごくいい人だそうだ。気に入って何度も読んでいる。「僕だったら絶対に生きものにはやさしくする。でもげっ歯類は実はちょっと苦手。」...

生きもの大好き長男が好きな本。生きものを大事にして!って思ったそうだ。そして生きものを盗まないで!お願いします。この刑事さんが凄すぎるのだそうだ。そしてすごくいい人だそうだ。気に入って何度も読んでいる。「僕だったら絶対に生きものにはやさしくする。でもげっ歯類は実はちょっと苦手。」そうだったのか…衝撃の告白…

Posted by ブクログ

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