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山と獣と肉と皮
1,760円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
| 発売年月日 | 2020/09/25 |
| JAN | 9784750516646 |
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山と獣と肉と皮
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商品レビュー
4.3
18件のお客様レビュー
人によっては、生々しく感じるかもしれない。 私にとっては生々しさは生きていれば当たり前、と思うことなので、本書も動揺することなく読んだ。
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肉を食べることは命をいただくこと、そう考えたことがある人には、本書を読んで欲しいと思った。 そう考えたことの無い人にも、本書を読んで欲しいと思うが、理解できないだろうな。 そういう人は、魚は切り身で泳ぎ、肉はステーキで作られると思っているのだろうから。 還暦を過ぎて狩猟者になっ...
肉を食べることは命をいただくこと、そう考えたことがある人には、本書を読んで欲しいと思った。 そう考えたことの無い人にも、本書を読んで欲しいと思うが、理解できないだろうな。 そういう人は、魚は切り身で泳ぎ、肉はステーキで作られると思っているのだろうから。 還暦を過ぎて狩猟者になった私が見てきたもの、感じてきた世界が、この写真家の文章に描かれている。 長崎に移住してきた筆者は、偶然の引き合わせて狩猟者のおじさんと出会い、野生の肉をもらう。 食べることから狩猟に興味を持った写真家は、好奇心から狩猟への同行を願い、そして現場に立ち記録した。 何度も狩猟に同行し、獣の肉を喰い、命を知る。 家族も巻き込み、子供たちも命を知る。 狩猟者は、普通の人より多くの死に出会う。 あまつさえ、その多くの死に自分が関わり、獲物を殺す。 害獣駆除、狩猟、経緯は異なるにしても、放獣という選択肢はあまりなく、速やかに命を奪うことが、捕獲された獣のためであると信じて。 保健所の基準を満たした肉のみが一般に流通し、それ以外の肉は、自家消費される。 人はそれをやみ肉という事もあるが、私は奪った命は無駄にせずいただくことが正しいと思う。 それを商業ベースで流通させるという意味ではない。マタギの熊の胆も薬では無い。 そんなことが、本書を読む人に伝わると思う。
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長崎に移住してから、偶然知り合った地元の猟師を通して、害獣駆除のための猪、鹿の狩猟の場をカメラにおさめながら(筆者の職業はカメラマン!)食、命、生、死についての想いを綴ったエッセー集。彼女がなぜ狩猟の場や捌く行為にこだわり、ある意味惹かれているのかは、文章を通して徐々に明らかにな...
長崎に移住してから、偶然知り合った地元の猟師を通して、害獣駆除のための猪、鹿の狩猟の場をカメラにおさめながら(筆者の職業はカメラマン!)食、命、生、死についての想いを綴ったエッセー集。彼女がなぜ狩猟の場や捌く行為にこだわり、ある意味惹かれているのかは、文章を通して徐々に明らかになったように思う。最後には皮革の仕事場も訪れ、人が持つ穢れという意識、それに対して清めという行為、命を生み出す女性としての想いに及んでいく。と書くと、固そうな内容そうだが、文章はかろやかで、猟師の方々との会話や家族とのやりとりなど、ふっと笑いを誘う。全体に、人に対しても動物に対しても、筆者の命に対する深い敬意と愛を感じて、読後感はすがすがしかった。筆者の本を手にしたのは二冊目だが、写真集の「うまれるものがたり」も素敵な写真集で宝物。いつも、子どもたちに対する視線がとても優しい。そうそう、当然、本の中にたくさん写真があって、カラーだったらちょっとこわいなーというのもあるのですが、猪の目。この写真にはひきこまれてしまいました。
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