商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社インターナショナル/集英社 |
| 発売年月日 | 2020/09/25 |
| JAN | 9784797673890 |
- 書籍
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人間の土地へ
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人間の土地へ
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商品レビュー
4.3
27件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
冒頭のヒマラヤ登山の手記がとてもインパクトが強かった。以後も登山活動を中心としたドキュメントになるのだと思ったらそうじゃなかった。 内戦によって住む場所を破壊され、命の危険にさらされながらさまようシリアの人たち。求めるものはモノでもお金でもない家族とのただただ平和な生活。 独裁体制を固持し、民衆を顧みないアサド政権。そこに宗教観の違いや隣接する国の利権、利得に翻弄され続ける国に未来はあるのか。 2025年、アサド政権が崩壊し、状況は一気に変わりつつある。 ただ、このドキュメントはその5年前に書かれているので、重く先の見えない状況下で人々の求めているものは何か。人生で、生きる上で本当に大事なことは何かを問い続けて終わっている。 実はその答えはこの本の中ほどで著者が述べている。それは「人間は、最低限の生活が保障され、安全を手にしても、それだけでは生きるために十分でないのだ。大勢のシリア人が、いったん国を離れながら危険を顧みず、シリアへ帰るのは、そこが住み慣れた土地だからというだけでなく、人生を自ら選択する自由があるからではないだろうか。…日々の選択によって自分の生があるという実感。それこそが、“人間の命の意義”なのではないだろうか」 汚職と賄賂にまみれてそれを受け入れていかないと警察もあらゆる役人、軍人も動こうとしないし、窃盗を働き、その犯人が逮捕されても盗まれたものは返ってこないばかりか、警官がその盗品を金に変えて自分のものにするという理不尽さ。それがシリアという国柄なのだ。 淀みない整然とした文章でずんずん読める。アサド政権が崩壊した後のこの人のドキュメントがあればぜひ読んでみたい。
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よかったです。私にあっていました。 日本とイスラムどちらも譲らないところが良かったです。 日本は郷に入れば郷に従え。イスラムは宗教を守りたい。ここはお互いに譲らないし、絶対に変えることはできない。ここを歩みよることが大切。 どんなことにでも当てはまると思う。新しい視点を得ること...
よかったです。私にあっていました。 日本とイスラムどちらも譲らないところが良かったです。 日本は郷に入れば郷に従え。イスラムは宗教を守りたい。ここはお互いに譲らないし、絶対に変えることはできない。ここを歩みよることが大切。 どんなことにでも当てはまると思う。新しい視点を得ることができる本です
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登山とは、登頂の可否以上に、目標に向かって精一杯努力し、進むというかていにこそ本質があり、誰とどのように、何のためにその山を目指すのかが肝心だ チャンスには2種類がある。自ら生み出すことができるチャンスと、偶然の巡り合わせによって与えられるチャンスと。後者は、機を逃したら2度と...
登山とは、登頂の可否以上に、目標に向かって精一杯努力し、進むというかていにこそ本質があり、誰とどのように、何のためにその山を目指すのかが肝心だ チャンスには2種類がある。自ら生み出すことができるチャンスと、偶然の巡り合わせによって与えられるチャンスと。後者は、機を逃したら2度と巡ってはこない 遭難事故はたったひとつの要因だけでは起こらない”。大きな遭難事故の前には、大体において予兆のような小さな不協和音がある。そうしたささいな要因がいくつか重なり、状況がもはや後戻りを許さなくなった結果、致命的な事故へとつながる。 K2に登頂し、帰還したことは、ただ単に私たちが幸運だっただけなのだ。この山を登るために必死に努力もし、経験も積んできた。だがそうした努力や情熱以上に、この世界には運、不運とも言える大きな自然の流れがあり、私たちはその流れに生き死にを左右される不安定な存在にすぎない
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