商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | SBクリエイティブ |
| 発売年月日 | 2020/10/17 |
| JAN | 9784815606176 |
- 書籍
- 書籍
一度読んだら絶対に忘れない 世界史の教科書 経済編
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
一度読んだら絶対に忘れない 世界史の教科書 経済編
¥1,650
在庫あり
商品レビュー
4.2
43件のお客様レビュー
「マクロの罠」という歴史的事実。 世界史を経済で読み解くと、私たちがなぜ不安を抱え、システムに踊らされるのかが恐ろしいほど見えてくる。 本書は、世界史を「お金(経済)」という主軸で数珠つなぎにすることで、複雑な歴史の因果関係をシンプルにすっきりと理解させてくれる一冊。読み進めるう...
「マクロの罠」という歴史的事実。 世界史を経済で読み解くと、私たちがなぜ不安を抱え、システムに踊らされるのかが恐ろしいほど見えてくる。 本書は、世界史を「お金(経済)」という主軸で数珠つなぎにすることで、複雑な歴史の因果関係をシンプルにすっきりと理解させてくれる一冊。読み進めるうちに、歴史の構造がそのまま現代の社会や個人の生き方に地続きで繋がっていることに気づかされます。 深く考えさせられたポイントを3つの視点でまとめました。 # 1. 経済から見る世界史の構造:「成長の罠」と戦争 世界史を経済の視点から俯瞰すると、一つの大きなループが見えてきます。 国家や社会は常に「拡大再生産」を目指して突き進みますが、いずれ必ず「成長の罠」という限界にぶち当たる。 すると、そのシステム的な閉塞感が、なぜか「思想」や「アイデンティティの違い」へと変換され、人々の間に「確信はないが大きな不安」を生み出していく。 そして、その見えない不安が臨界点を迎えたとき、最終的に戦争へと具現化してしまう――。歴史はこの繰り返しです。 ### 2. リーダーと組織が抱えるパラドックス 本書は、リーダーや組織の振る舞いについても、経済の論理から鋭いパラドックスを提示してくれます。 強いリーダーの条件: 「成長を牽引する」「わかりやすい敵をつくる」。 しかし、この条件はそのまま、国を狂わせる「破滅的なリーダー」の条件の裏返しでもあります。 ゆえに、個人の強いリーダー(独裁的リーダー)を頂点に頂くことは、常にハイリスクハイリターンを伴います。 効果的な組織の条件: 「システム化された経済運営」「拡大や統一化を目指す根本的原理・思想」。 一見、成長に不可欠なこの条件も、極限まで進めば国全体や世界を同時に危機に陥れるバグ(逃げ場のない一斉崩壊リスク)に変わります。 # 3. グローバリゼーションのリアルと、これからの景色 世界の統一化やグローバリゼーションは、世界経済の平均値を上げるためには不可欠なプロセスです。 個々の国や企業は、成長のために外へ進出せざるを得ないため、この流れは歴史的に不可避と言えます。 ただし、これはリターンだけでなく「同時にコケるリスク」をも世界中で共有してしまうことを意味しており、これこそが今の世界の姿です。 この構造がわかると、これからの未来もある程度予想がつきます。 ①大国(現代で言えばアメリカや中国)が独裁的リーダーのもとで成功し、世界もその恩恵を受けて成長する(ただし、敵に仕立て上げられた中東イスラムや移民といった人々は損害を被る)。 ②あるいは、大国のリーダーが大失敗して、世界全体が連動して混乱に陥る。 # 【総評】マクロの波のなかで、生きざるえない 私たちは、だいたい同じ流れで大きな失敗を繰り返しながらも、なんとか成長している世界に生きています。 歴史を振り返れば、たまたま自分がどこの時代を生きてるかで、個人にとっての豊かさなんて大部分が決まってしまうのが現実です。 そうであるならば、現代のシステムに煽られるがままに自分のキャリアを過剰に心配したり、すり減るほど働きまくってキャリアアップを目指さなくてもいいのかもしれない。 どうせ私たちは、歴史という巨大なマクロの流れの中で、ある程度踊らされる存在なのだから。 そうした良い意味での「諦観」と、世界を冷静に見つめる視座をもらった気がします。
Posted by 
歴史は多面から見るべきなのでしょうが、視点を絞る事でこんなにも分かりやすく面白くなるのかと驚きました。一度読むだけでは忘れてしまいますが、ざっくりとした流れは一度でいけます。
Posted by 
高校教師兼Youtubeの著者による歴史解説書の経済編。 「宗教編」に続けて読んだけど、こちらも非常に面白い。 経済の変化を俯瞰して見ることで、人類の歴史がかなり理解できる。 やはり思うのは、権力と経済は密接に関係していること。 歴史上の様々な争いは、驚くほど経済的な理由で発生...
高校教師兼Youtubeの著者による歴史解説書の経済編。 「宗教編」に続けて読んだけど、こちらも非常に面白い。 経済の変化を俯瞰して見ることで、人類の歴史がかなり理解できる。 やはり思うのは、権力と経済は密接に関係していること。 歴史上の様々な争いは、驚くほど経済的な理由で発生している。 どの時代でも国家は、ひたすら「銀(資産)を流出させないために右往左往している」と言ってもいい。 そしてまた、経済力と軍事力は表裏一体であることもよく分かる。 資産が無いということは軍備を保てないということであり、つまり戦争に勝てなくなるということである。 「カネか命か」ではない。カネがなければ、命や自治権を守れない。 国家はなぜカネをかき集めようとするのか? その答えが垣間見える。 また面白いのは「宗教編」との対比だ。 宗教編は、古い時代の出来事は様々に書かれているが、現代に近づくほど記載が薄くなっていく。 逆に経済編は、歴史が古いほど内容が薄く、現代に近づくほど濃密になる。 これは人類が重視するものの変化をよく表しているだろう。 歴史は俯瞰して「流れ」を追うと、一気に理解しやすくなる。 とても良い本だった。宗教編と合わせて読むことをおすすめしたい。
Posted by 
