商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
| 発売年月日 | 2020/09/15 |
| JAN | 9784758413619 |
- 書籍
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我々は、みな孤独である
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我々は、みな孤独である
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商品レビュー
3.2
99件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私立探偵・茶畑徹朗は、大企業の会長・正木栄之介から「夢で見た前世で、自分を殺した犯人を探してほしい」という奇妙な依頼を受ける。調査を進める中で、自分も現実と前世が混ざり合う不可思議な体験に見舞われる。サイコパス、霊能者、マフィアなどが物語に絡み、人間の意識の根源に迫っていく。 貴志祐介の描く死生観は、おもしろかった。 意識というものが脳に宿り、宿主が死ぬと、意識はまた別の脳に乗り換える。全ては一つの意識に回帰するという、文章に纏めようとするとなんのこっちゃ分からなくなるが、おおよそこんなようなことが書いてあった。もう少ししっかり理解しているつもりなのだが、文字に起こそうとするととたんにイメージが溶けていく。説明が難しいが、非凡な発想だと思う。 全体的にはなんだかとっちらかった作品だった。 スピリチュアル、アングラ世界、ミステリィ、歴史…様々な要素が盛りに盛られている。始まりがミステリィだったので、そのつもりで読み始めたのだが、蓋を開ければスピリチュアルかなり強めである。次いでアングラマフィア要素か。スピリチュアルならそれでも良いのだが、ミステリィが中途半端になったのがいただけない。会長の依頼は、マフィアの抗争に飲み込まれて放り投げられてしまう。命の危機なのでやむなしといえばそうなのだが、探偵的には三流である。丹野を始めとするアングラ集団がなんだか安っぽくて、余計に感じた。スピリチュアル一辺倒の方が雰囲気が出た気がする。 宇宙の真理に気付いてからの茶畑が気持ち悪い。 挿絵がなくとも常軌を逸した胡乱な目が見えてくる気がする。新興宗教にずぶずぶにはまって破産するような末期の人ってこういう目をしているような気がする。亜未とのエピソードをなぞるシーンは、全体的に粘着質でキモかったなあ。私が思い描く貴志祐介らしくない作品。貴志祐介読みたいなあ、と思っている時にほしいのは、この作品じゃないなあ。
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面白かったけれど、ここまで摩訶不思議な世界館を言語化しちゃって、貴志氏の精神が心配になった......。 麻薬うんぬんの描写だけリアリティに欠けているような気がしなくもない。 「火喰い鳥を、喰う」の後に読んだのだが、この本にも火喰い鳥についての描写があり、読書の偶然のつながり(...
面白かったけれど、ここまで摩訶不思議な世界館を言語化しちゃって、貴志氏の精神が心配になった......。 麻薬うんぬんの描写だけリアリティに欠けているような気がしなくもない。 「火喰い鳥を、喰う」の後に読んだのだが、この本にも火喰い鳥についての描写があり、読書の偶然のつながり(シンクロニシティ)を感じてゾワッとした。シンクロニシティの話でもあったし。
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ちょっとよくわからないことが多すぎて納得し難い。グロテスクなシーンが後に残るがあまり関係がなく、不思議な話だったねというだけで終わってしまった。
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