商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
| 発売年月日 | 2020/09/15 |
| JAN | 9784758443616 |
- 書籍
- 文庫
あきない世傳 金と銀(九)
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あきない世傳 金と銀(九)
¥682
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商品レビュー
4.2
145件のお客様レビュー
「もとになったのは、遠い昔、明という国で刊行された『菜根譚(さいこんたん)』という書です。菜根とは大根や牛蒡、蓮根など根のもののことです」 お竹から硯を受け取り、自ら墨を磨りながら、学者は続ける。 「固く筋張った菜根は、よくよく噛まねばならない。ひとは不遇や逆境を噛み締め、...
「もとになったのは、遠い昔、明という国で刊行された『菜根譚(さいこんたん)』という書です。菜根とは大根や牛蒡、蓮根など根のもののことです」 お竹から硯を受け取り、自ら墨を磨りながら、学者は続ける。 「固く筋張った菜根は、よくよく噛まねばならない。ひとは不遇や逆境を噛み締め、乗り越えることで真の人生を味わい、多くのことを成し得るーー『菜根譚』はそう教えてくれます。百年以上も前に書かれた書に、これほど励まされるのか、と」(p175より引用) 第九巻では、五鈴屋江戸店に振りかかる困難の数々に、まさに『菜根譚』の教えの如く主従が心を一つにして乗り越えていく様が描かれています。幸にとって最愛の妹である結の裏切り、そして江戸の呉服商からの仲間外れなど、心が折れそうな試練が押し寄せる中で、心根の綺麗な人たちが知恵を絞って新たな希望の光を見つけていく姿に、読みながら何度も涙を拭いました。 第十巻も、楽しみです。
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結の厳しいこと。考えうる最悪の展開。姉との違いがそれほどに辛く苦しかったのだろうか。小説は幸の立場から描かれているので、読者は幸の視線や思いでいるので、結から見ると全く違うのかもしれない。でも、結、この小説読んでみい、と思う。そんな酷いこと、ちっとも思ってへんのに。 兄弟で仲違いのような暖簾分けはいつの時代にもあるものの、愛が激しい故に憎しみも強くなるのだろうか。 店主として賢輔に無理矢理結婚させなかった幸は正しい。結果、結に手酷く裏切られ、店主としても姉としても幸は本当にしんどいと思う。 そんな中、惣ぼんがタイミングよくアドバイスくれるのが、まさかのありがたさ(でも、私は、お家さんや幸への暴力は忘れない)。 まるで実家のような大阪で幸は元気を得て、木綿藍染めという新たな一歩を踏み出す次作が楽しみ。 ものすごくしんどいけれど、それでも今までの真っ当な努力と誠実さを知るからこそ、周りの助力も得られて、前向きに進む幸の姿を読むことで、私も中庸に戻れる。
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20260707-0708 五鈴屋江戸本店としては呉服仲間から追放されてしまい、窮地に立たされる。妹結の裏切りもあり、大変な巻だけど、惣ぼんさん(幸の元旦那)の示唆と励まし?が私にはとても心憎い感じ。惣ぼんさん視点で物語ったら、それはそれで興味深いな。一番現代のビジネスマンっぽいし。家族に振り回されているのもちょっと不憫。
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