武漢日記 封鎖下60日の魂の記録

方方(著者), 飯塚容(訳者), 渡辺新一(訳者)

• 販売会社／発売会社: 河出書房新社
• 発売年月日: 2020/09/08
• JAN: 9784309208008

商品レビュー

2024/11/01

図書館で借りてやむなく途中で返却したのですが、コロナ禍の混乱が思い出されるのと、武漢が当時どのような事態になっていたのかを知ることができる貴重な記録だと思いました。冒頭で著者が海外メディアのインタビューに対して答えた内容が印象深かったので引用します。
「感染症は中国だけに蔓延したわけではなく、全世界で蔓延しています。新型コロナウイルスは中国だけに教訓を与えたわけではなく、全世界に教訓を与え、全人類を教育したのです。我々人類は傲慢になってはいけません。尊大になってはいけません。自分はこの世界で無敵だと思ってはいけません。最も小さなもの、例えばウイルスの破壊力を軽視してはいけません。
ウイルスは人類共通の敵です。この教訓は全人類のものです。人類は連携して初めて、このウイルスに打ち勝ち、このウイルスから自由になれるのです」

2024/07/05

【おすすめポイント】最初に新型コロナ感染症の流行が始まったとされる中国武漢市では、流行を止めるために2020年1月23日から76日間もの都市封鎖を行いました。封鎖の2日後から60日間、武漢在住の作家・方方がブログで書き綴った日記です。感染症が蔓延する恐怖や、突然の都市封鎖で生活が大混乱する様子が生々しく綴られています。
【請求記号】498.6:Fa
【配置場所】
【URL】https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28176742

2024/03/21

メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1770774300246597858?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw