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すごい物理学入門 河出文庫
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すごい物理学入門 河出文庫

カルロ・ロヴェッリ(著者), 関口英子(訳者), 竹内薫(監訳)

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すごい物理学入門 河出文庫

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2020/09/08
JAN 9784309467238

すごい物理学入門

¥858

商品レビュー

4

25件のお客様レビュー

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2023/09/21

世界の見方。科学が明らかにしたこと、まだ明らかになっていないこと。 理解し切れたわけではない。少し垣間見る、直観と異なる世界、新しい視点。 ・ニュートンは、自らの導き出した結果の限界に自覚的だった。 ・ファラデーは、懐疑と熟慮の末に、力線は実在すると結論づける。しかし彼はその...

世界の見方。科学が明らかにしたこと、まだ明らかになっていないこと。 理解し切れたわけではない。少し垣間見る、直観と異なる世界、新しい視点。 ・ニュートンは、自らの導き出した結果の限界に自覚的だった。 ・ファラデーは、懐疑と熟慮の末に、力線は実在すると結論づける。しかし彼はその結論を、「ためらい」とともに提示する。というのも、ファラデーの考えによれば、「科学の根幹にかかわる問題に相対するとき」、わたしたちはつねに「ためらい」を抱くべきだから。 ・色とは、光を形づくる電磁気の波の振動数(振動する速度)である。

Posted by ブクログ

2023/08/08

難解な物理学がこの薄い本で理解できるわけがなく、雰囲気を伝えるだけの「物理エッセイ」である。そう思いながら読み進めていたら、「訳者あとがき」に「詩的に語ってみせ」とあった。本書は2015年のイタリアでベストセラーになった『七つの短い物理の授業』の翻訳で、単行本『世の中ががらりと変...

難解な物理学がこの薄い本で理解できるわけがなく、雰囲気を伝えるだけの「物理エッセイ」である。そう思いながら読み進めていたら、「訳者あとがき」に「詩的に語ってみせ」とあった。本書は2015年のイタリアでベストセラーになった『七つの短い物理の授業』の翻訳で、単行本『世の中ががらりと変わって見える物理の本』を改題して文庫化したもの。イタリアでは本書がベストセラーになるくらい物理への関心が高いと言うべきか、物理学的なリテラシーがそれほどしかないと言うべきか。 『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(森達也著)を読んだときにも思ったが、人間が人間自身を理解するのは難しい。ゆえに、最終章の人間に対する論考は抽象度が高すぎて理解できないが、気にしない。物理学の輪郭をつかむための足がかりとしよう。

Posted by ブクログ

2023/06/30

方程式を理解すれば、物理学の美しい世界とやらが見られるのね。そうですかそうですか、という話ではない。物理学はちょっと…と苦手意識たっぷりでも突き放されることなくわかりやすく面白いエピソードにどんどんページをめくってしまう。その面白いと思う好奇心についても、物理学として最終章で語ら...

方程式を理解すれば、物理学の美しい世界とやらが見られるのね。そうですかそうですか、という話ではない。物理学はちょっと…と苦手意識たっぷりでも突き放されることなくわかりやすく面白いエピソードにどんどんページをめくってしまう。その面白いと思う好奇心についても、物理学として最終章で語られている。宇宙の話は言わずがな面白い、時間と熱の関係など日常で考えたことなどなかったけれど、これからは頭の片隅で意識してしまうであろう。最初に触れる物理学の入口がこうだったら、もっと早くに違う世界が見えていたんだろうな。これを期に少しず物理学に触れていこうと思う。

Posted by ブクログ

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