商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2020/08/27 |
| JAN | 9784105071813 |
- 書籍
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心は孤独な狩人
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心は孤独な狩人
¥2,750
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商品レビュー
4.4
42件のお客様レビュー
初マーソン・マッカラーズ作品。 出だしは読みやすかった。第一印象は綺麗な文章。 「人はね、自分の子供たちを取り上げてこねくりまわし、自分の望むようなかたちにこしらえるなんてできないんだよ。」 子どもの親として、読んでいて切なく感じるところが多かった。
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1930年代後半。アメリカ南部の小さな街に聾唖の男、ジョン・シンガーがいた。登場人物たちが唖の男に対して見せる依存的な態度にそれぞれの孤独が表されていた。誰も彼もが孤独をシンガーにぶつけ、当の本人は黙って受け止めるが、その孤独を癒すものはいない。シンガーによる、彼の最も心の拠り所...
1930年代後半。アメリカ南部の小さな街に聾唖の男、ジョン・シンガーがいた。登場人物たちが唖の男に対して見せる依存的な態度にそれぞれの孤独が表されていた。誰も彼もが孤独をシンガーにぶつけ、当の本人は黙って受け止めるが、その孤独を癒すものはいない。シンガーによる、彼の最も心の拠り所にしていたアントナプーロスへの態度が、主人公の少女、知的な黒人医師、アナーキスト、町外れのカフェの主人たちがシンガーに抱く感情そのものに見えてやるせなさを感じた。完全に空回りしている彼らのその態度が、相手を"消費"している様にしか見えなかったのだ。 シンガーの死後、主人公の少女ミックが年月を経て日々を消費するだけの生活を送る描写。彼女がヴォケーショナル校時代に音楽と共に生きていたのにそれができない今を見て悲しくなった。それと同時に私もいつか日々を消費して生きていってしまうのではないかという不安を浮き彫りにされた様で、本の中の人物とはいえ彼女の境遇に悲しみを覚えた。 出口の見えない痛みが、村上春樹の培ってきた経験によって無彩色の明暗を与える。村上自身が、翻訳家としての"最後のとっておき"としていた作品。学生時代に読んだというこの本が、彼の根底を成しているのだろうか。 大不況や経済格差、黒人差別を背景に、決して明るい話ではないがどこか惹かれてしまう。この本は急いで結末を知ろうとしてはいけない。時間をかけて、大切に身に染み込ませる様に読むべきだと思った。
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村上春樹訳ということで文は読みやすかった。 児童書くらいしか外国の小説は読んだこと無かったのでやっぱり苦労したし、果たしてこの物語を受け入れられているか…というモヤモヤが残るので、もう少し大きくなったらまた読みたい。
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