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女誡扇綺譚 佐藤春夫台湾小説集 中公文庫
1,100円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2020/08/21 |
JAN | 9784122069176 |
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女誡扇綺譚 佐藤春夫台湾小説集
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女誡扇綺譚 佐藤春夫台湾小説集
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商品レビュー
3.7
5件のお客様レビュー
ここで描かれているのは100年以上前の台湾なんだけれど、当時の光景が目の前に浮かんでくるようで、当時とはまた趣を変えているに違いないが、また台湾に遊びに行きたくなった。
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詩人・作家の佐藤春夫が1920年に訪れた台湾に着想を得た小説集。小説というよりも紀行文に近い。読みながら実際の足跡を辿るのも良し。阿罩霧で訪ねた林家は実在する霧峰林家のこと。邸宅は今でも保存されている。また後に台湾映画映画セデック・バレの舞台になる霧社も訪れている。
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台湾生まれの師匠に長年読めと言われていた佐藤春夫のこの短編をやっと読めることができて嬉しい。春夫が旅して書いた100年前の台湾。それは急激な都市化が進む台北ではなく、当時は港町であった台南、霧社事件発生前の霧社、嘉義や日月潭などの田舎町であり、本島人、原住民、そして日本人が入り混...
台湾生まれの師匠に長年読めと言われていた佐藤春夫のこの短編をやっと読めることができて嬉しい。春夫が旅して書いた100年前の台湾。それは急激な都市化が進む台北ではなく、当時は港町であった台南、霧社事件発生前の霧社、嘉義や日月潭などの田舎町であり、本島人、原住民、そして日本人が入り混じった生々しい人間模様に満ちており、自分も旅した場所で春夫が見てきたり感じたことがその土地の記憶と共に現れてくるようだ。往来が再開したら、この本を手に台南へまた行きたい。
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