商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2020/08/18 |
JAN | 9784098501809 |
- コミック
- 小学館
葬送のフリーレン(VOL.1)
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葬送のフリーレン(VOL.1)
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商品レビュー
4.4
105件のお客様レビュー
第114回アワヒニビブリオバトル テーマ「誕生日」で紹介された本です。ハイブリッド開催。 2024.5.7
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再読。魔王を倒した勇者ヒンメル一行の凱旋から物語は始まる。エルフである魔法使いフリーレンは魔王討伐後も旅を続け、かつての仲間たちは年老いてゆく。長く生き続けるフリーレンが人間を知ろうとする旅が始まる。
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アニメを見て全巻購入を決めました。物語が魔王討伐のその後の物語という事で、平和になった世界で、主人公エルフのフリーレンと人々が出会い別れる「たった一瞬の人生」の物語だと感じました。 フリーレンにとっての100年はほんの一瞬でも、人間にとってはそれが一生。その間にある人間のドラマは...
アニメを見て全巻購入を決めました。物語が魔王討伐のその後の物語という事で、平和になった世界で、主人公エルフのフリーレンと人々が出会い別れる「たった一瞬の人生」の物語だと感じました。 フリーレンにとっての100年はほんの一瞬でも、人間にとってはそれが一生。その間にある人間のドラマは一瞬でも壮大なのだと気付かせてもらえました。 作中の中で印象に残ったのはフリーレンの師匠の魔法使いフランメの言葉、「歴史に名前を残そうと思うな」という優しい師匠の弟子への愛の言葉でした。偉業を成し遂げ「人々の心に刻んだ名前」は誰かの心に闘争心という争いを生むと私は思うのです。 だからフリーレンが求める魔法は誰かを傷付けるためではなく、生活を豊かにするささやかな魔法が多いのだろうなと思いました。 もうひとつ印象的なのはヒンメルの旅路の行動です。困っている人を誰でも助ける「くだらない寄り道」がそこに生きる名前の知らない人々の暮らしを守っていたという事、その報酬に驕らずにいたヒンメルは勇者の器に相応しいと思いました。大切なことは誰かに名前を覚えてもらう事じゃない、誰かのささやかな時間、そこにいる人々のいつも通りの生活を守る事。それが誰かの「人生」に繋がるという事。 ヒンメルという存在は「人として出来上がった存在」だからフリーレンが惹かれ、人間という種族を深く知りたいと思うのは必然だと思いました。私もこの物語を読めば「人とは何か?」を答えはなくともなんとなく理解出来るのではないか?と思っています。 自分の生きていく人生は本当に一瞬だと気付かせてくれた物語でした。この物語に出会えて良かったです。 今後の展開がとても楽しみです。
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