下ネタ論

紺野ぶるま(著者)

• 販売会社／発売会社: 竹書房
• 発売年月日: 2020/07/30
• JAN: 9784801923133

商品レビュー

2024/01/02

エロと下ネタの違いを表した文“「エロ」と「下ネタ」は時に一緒くたにされますが、実はものすごくかけ離れているように感じます。「エロ」とは直接的なことを頭の中で想像させ、胸の奥にポッと濃いめのピンク色の火を灯し、ダイレクトに下半身を刺激させるものです。「下ネタ」とは下半身を刺激させたら不成立です。笑いづらくなってしまい、ネタどころではなくなってしまうから。”が印象的。

2020/08/04

下ネタを使うと、「安易に下ネタに走る女性芸人」
と揶揄されてしまう潮流の中で、如何にしてその場、その番組に合った下ネタで盛り上げるかの、試行錯誤故に辿り着いた
「ち◯こ謎かけ」。笑
ただ、一見単純そうな芸の中にも細かい気配りがあることに気付かされた。
下ネタを用いる際にも、直接的な、想像してしまうようなものを避け、かつそう言った表現技法の発明は、大変な苦労だったんだと思い、改めて芸能界で生き残っていく難しさを感じる。
「下ネタに関しては、内輪ネタとして用いるべきで使うにしても、相手が嫌な気がしないものを。」
芸人さんでさえ、扱いに苦労しているものを一般人が使いこなせるかなんて愚問なのだから、自分は男子校故に使いたくなる気持ちもあるが、安易に使わない、使っても内輪だけという面に今後も気を遣おうと思う。笑