商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2020/07/29 |
| JAN | 9784101235301 |
- 書籍
- 文庫
深夜特急 新版(3)
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深夜特急 新版(3)
¥693
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商品レビュー
4.2
98件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ついにインドに降り立った。 ここからいよいよ旅の本番という感じで、放浪の旅らしさが一気に増してくる。 インドは広大で、とにかく移動が過酷だ。電車は平気で遅れたり故障するし、硬い座席で何時間も耐えなければならない。町ではリキシャや宿との値段交渉、払った・払ってないの押し問答は日常茶飯事。蝿が飛び交う食堂、道端で排便する人、虫だらけの宿、ガンジス川を流れる死体など、日本人には衝撃的な光景が次々と現れる。私なら「もうこんな国は懲り懲りだ!」と早々に荷物をまとめて出国してしまいそうだ。 しかし作者は、そんな窮屈さや不便さ、価値観の違いを肌で感じながら、少しずつその世界に順応していく。目を背けたくなる現実も受け入れ、トラブルさえ旅の一部として楽しんでいるように見える。巻を追うごとに作者が図太く、たくましく成長していく姿も、このシリーズの面白さだと感じた。 インドには私たち日本人には理解しがたい文化や価値観が数多くある。そんな中で作者が語る「ここでは解釈というものは不用、ただひたすら見る。必要なのはそれだけだ」という言葉が、とても印象に残った。異文化に無理に答えを求めるのではなく、まずはありのままを受け止める。それこそがこの国を旅するために必要な姿勢なのだろう。 この作品では派手なドラマは起こらない。それでも、現地の空気や匂い、人々の息遣いまで伝わってくるような臨場感があり、読んでいるだけで自分も旅をしている気分になれる。これこそが深夜特急の最大の魅力だと思う。 前巻の感想で「私もこんな気ままな放浪旅をしてみたい」と書いた。しかしこの巻を読んで思った。おそらく私はインドで心が折れ、ここで旅をリタイアするだろう。
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もっと体が丈夫だったら、こんな感じの過酷な旅に出かけたかったな。 今度ネパールに行くときも、女一人旅と言ったらすごく心配されたし、実際危険度は男性より増すんだろうし…
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個人的に大好きなネパールが出てくるが沢木さんには会わなかったみたいで興味深かった。 こちらも巻末対談が素晴らしかった。旅の出会いは不思議と素晴らしいものなんだよな。
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