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もう終わりにしよう。 ハヤカワ・ミステリ文庫
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もう終わりにしよう。 ハヤカワ・ミステリ文庫

イアン・リード(著者), 坂本あおい(訳者)

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もう終わりにしよう。 ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2020/07/16
JAN 9784151842016

もう終わりにしよう。

¥1,012

商品レビュー

3.1

30件のお客様レビュー

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2024/09/05

これはスリラーだね。 最初からすべてがぼんやりとした描写で、<わたし>の名前さえ出てこないんだよ。 彼氏のジェイクと別れるつもり、でなかなか前へ進まない、進めない。これはつらいね。 後半になると、同じ描写が別の人から出たりして、あれれ?ってなるよ。 人物もよくわからなくなって、こ...

これはスリラーだね。 最初からすべてがぼんやりとした描写で、<わたし>の名前さえ出てこないんだよ。 彼氏のジェイクと別れるつもり、でなかなか前へ進まない、進めない。これはつらいね。 後半になると、同じ描写が別の人から出たりして、あれれ?ってなるよ。 人物もよくわからなくなって、これは現実なのか、妄想なのか、今なのか、過去なのか、とにかくモヤモヤしてしまう。だから、ネタバレ、考察サイトもあるみたいだよ。見てないけど。 そうして、もう一度最初から読み直してみるんだ。すると、ちょっと悲しくなる。 とても孤独な人だね。孤独な人のものがたり、なのかもしれない。

Posted by ブクログ

2023/10/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「もっと遠くへ行こう」がものすごく面白かったので、読み終わった翌日に本屋さんに行ってこれを買った。 「もう終わりにしよう」を読み終わったあとは、意味がわからん!となって謎解説に手を伸ばしてしまったが、その中の解釈の一つを読んでなーるーとなった。こういうのにすぐ手を出さずに自分で考えられる人間になりたいとずっと思ってるけど、謎知りたい欲が強すぎてまだなれてない。 その謎の真相めいたものを片手にパラパラと読み返し、最後はがっつり読み返したら、仰天の真相を通り越してなんか寂しい気持ちになった。 先の「もっと遠くへ行こう」もそうだけど、この作者は人と人の関係になにか思うところがあるのかもしれないと思った。作品から作者の人柄を伺おうとするのはマナー違反かなと思いつつ。 いや、というか、多かれ少なかれ、人と人の関係には、こういうところがあるのかもしれないな。あのとき、っていうことが。それを重いものと考えたことはなくて、チャンスは何度でもあるように私は考えていたけど、失われた一回の重さっていうのはもしかしたら、そのあとにチャンスがまたあろうがなかろうが、実は変わらないのかもしれない。人の命の重さが誰であれ変わらないのと同じような感じで。 〈わたし〉が、「もう終わりにしよう」と思っている設定になっているのも、そうでないとジェイク自身がやりきれなかったからかもしれないな。

Posted by ブクログ

2023/06/30

感覚としては欲しい3くらいなんだけども……。 読み終わって今、頭の中が「?」でいっぱいである。正直言うとよくわからない。しかし、もう一度じっくり読んでみたいかもと思わせる何かがある。再読したら違った読後感になりそうだ。 図書館で借りてきて読んだので、じっくり再読用に本屋で買って...

感覚としては欲しい3くらいなんだけども……。 読み終わって今、頭の中が「?」でいっぱいである。正直言うとよくわからない。しかし、もう一度じっくり読んでみたいかもと思わせる何かがある。再読したら違った読後感になりそうだ。 図書館で借りてきて読んだので、じっくり再読用に本屋で買ってこようかな、と考え中。 個人的には「もっと遠くへいこう。」のほうが好きだった。

Posted by ブクログ

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