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世界哲学史(7) 近代Ⅱ 自由と歴史的発展 ちくま新書1466
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世界哲学史(7) 近代Ⅱ 自由と歴史的発展 ちくま新書1466

伊藤邦武(編者), 山内志朗(編者), 中島隆博(編者), 納富信留(編者)

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世界哲学史(7) 近代Ⅱ 自由と歴史的発展 ちくま新書1466

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2020/07/08
JAN 9784480072979

世界哲学史(7)

¥1,012

商品レビュー

4.2

9件のお客様レビュー

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2024/09/14

世界哲学史も19世紀まできた。この巻の注目はやっぱりマルクス、そして、ベスサムやミルの功利主義というところ。あと哲学における数学の位置づけ。ここはもう少し勉強しないとわからない。いよいよプラグマティズムも。近代インドと文明開化の日本も扱われている。

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2024/04/19

・この世紀は私たち日本人の「哲学」にとって、特別の意味をもっている。いうまでもなく、十七世紀前半から二〇〇年ほど続いた鎖国状態が、黒船の「襲来」によって破られ、開国を余儀なくされるなかで、人々は西洋の風習・学術・技術など、文明上のあらゆる異質な要素との接触を経験させられたからであ...

・この世紀は私たち日本人の「哲学」にとって、特別の意味をもっている。いうまでもなく、十七世紀前半から二〇〇年ほど続いた鎖国状態が、黒船の「襲来」によって破られ、開国を余儀なくされるなかで、人々は西洋の風習・学術・技術など、文明上のあらゆる異質な要素との接触を経験させられたからである。江戸末期から明治初期にかけて導入された、西洋伝来の「知への愛、すなわち哲学」という学問の発想は、当時の人々の目には、一面では新鮮なものに映ったかもしれないが、同時に、あまりにも理解しにくい、複雑な概念的作業であると見えたかもしれない。

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2024/04/04

19世紀から20世紀にかけて、近代社会の複雑さと同時に思想の内容も複雑になってくるなと読了後思った。19世紀になると、思想は前代の思想を乗り越えようというようになる。プラグマティズムと反デカルト。唯心論spiritualismeとカント。進化論から功利主義の展開。ヘーゲルマルクス...

19世紀から20世紀にかけて、近代社会の複雑さと同時に思想の内容も複雑になってくるなと読了後思った。19世紀になると、思想は前代の思想を乗り越えようというようになる。プラグマティズムと反デカルト。唯心論spiritualismeとカント。進化論から功利主義の展開。ヘーゲルマルクス生物学の経済的発展の系譜など。そこらかしこで複雑になってくるなと思った。最後の方の文明と文化の話も、なかなか難儀なことだなぁと思った。 あと世界哲学史も本巻までくるとなぜカントが重要なのかわかる。どうしてもああいう難解な一般化した話は、自分の世界観で読んでしまいがちだが、それとは別に王道の読みがあるのかなと思った。章末の参考文献になぜオススメなのか書いてあるのは親切だなと思う。 よって少なくともなぜカントが重要なのかを知るうえで本書は有効であると思う。

Posted by ブクログ

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