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ドクターM 医療ミステリーアンソロジー 朝日文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2020/07/07 |
JAN | 9784022649614 |
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ドクターM
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商品レビュー
3.6
23件のお客様レビュー
医療に関連する8つ短・中編が収録されているが、どれも非常に楽しめた.「エナメルの証言」は焼死体の鑑定で歯が決め手であることを鍵ととして実在人物と死体を入れ替える話だが、栗田の完璧な技術と裏腹に師匠・高岡の杜撰処置が暴力団員・蛸島の目論見をおじゃんにしてしまう.「嘘はキライ」では水...
医療に関連する8つ短・中編が収録されているが、どれも非常に楽しめた.「エナメルの証言」は焼死体の鑑定で歯が決め手であることを鍵ととして実在人物と死体を入れ替える話だが、栗田の完璧な技術と裏腹に師匠・高岡の杜撰処置が暴力団員・蛸島の目論見をおじゃんにしてしまう.「嘘はキライ」では水島道彦の特技が教授選定競争で生かされ、内部人材が予想外の展開で採用されるというどんでん返しが楽しめた.「第二病棟の魔女」は少し長い作品で、魔女の正体・キリコと看護師・只野さやかの行動が冗長だったが、最期にベテラン看護師舘野の秘密が判明し、にやりとできた.「人格再編」は実現できてほしくない脳の改造の話だが、他人の記憶を植え付けられるのは御免だ.「人魂の原料」は理論的な推論で人魂の作製方法を突き止める天久鷹央の破天荒な行動が楽しめた.「小医は病を医し」は角谷が自分の罪を最後に告白するまでのストーリーが秀逸だった.「解剖実習」は献体者の過去と医学生・久美との関連が不気味な感じの話だ.「厨子家の悪霊」は重厚なストーリーが展開されるが、登場人物が異様で二転三転するストーリーがやや冗長だった.
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海堂尊「エナメルの証言」。 歯科医師の仕事。手先が器用で処置はうまいが患者扱いがどうにもダメなドクター、死体の歯科処置をする。 先の展開はすぐにわかるが、発想が面白い。 これが一番だったかな。
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海堂尊さんの作品は今までチームバチスタシリーズや玉村警部補のシリーズを読んできた人にはすごく嬉しい話で、登場人物だけでもすごく楽しめる内容でした。篠田節子さんの人格再形成の話は近未来で本当に起こりうることでもあるかと。人魂の話も面白かったし、医療が関わるミステリーはすごく楽しく、...
海堂尊さんの作品は今までチームバチスタシリーズや玉村警部補のシリーズを読んできた人にはすごく嬉しい話で、登場人物だけでもすごく楽しめる内容でした。篠田節子さんの人格再形成の話は近未来で本当に起こりうることでもあるかと。人魂の話も面白かったし、医療が関わるミステリーはすごく楽しく、ドキドキします。このアンソロジーを元に著者さんたちの他の作品も読んでみたいと思いました。
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