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毒を売る女 改訂完全版 河出文庫
968円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2020/06/26 |
JAN | 9784309417516 |
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毒を売る女 改訂完全版
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毒を売る女 改訂完全版
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商品レビュー
3.9
21件のお客様レビュー
「糸ノコとジグザグ」のみ読了。 紫電改のような爽やかな終わり方と、洒落の効いた暗号解読が良かった。御手洗シリーズほぼ全てに言えることなのだが、御手洗が決めてくれるだろ!ってところでちゃんと決めるのが最高だと思う。
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収録されている一編の『糸ノコとジグザグ』が御手洗潔シリーズものだと聞いてそれ目当てで読んでみたが、表題作の『毒を売る女』や奇妙な出来事が最後に意味をなす『渇いた都市』、吉敷竹史シリーズものの『土の殺意』、SF仕立ての『ダイエット・コーラ』などバラエティに富んでいた。勿論『糸ノコ...
収録されている一編の『糸ノコとジグザグ』が御手洗潔シリーズものだと聞いてそれ目当てで読んでみたが、表題作の『毒を売る女』や奇妙な出来事が最後に意味をなす『渇いた都市』、吉敷竹史シリーズものの『土の殺意』、SF仕立ての『ダイエット・コーラ』などバラエティに富んでいた。勿論『糸ノコとジグザグ』も面白かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編集だが、その内の1作に御手洗氏が現れるとのことで読んでみた。 全体のタイトルが「毒を売る女」となっているだけあって、 一番印象に残ったのは、毒を売る女だった。私も幼稚園に通っていたので(試験などない地方の幼稚園だが)、ママ友のつながりの感じが、すごく分かって、怖かった。 梅毒にかかったママ友も異常かもしれないが、 一番怖かったのが 語り手のお母さん本人であった。 この語り手 自身が狂っているんではないかと思いながら読み進めてしまった。 この話が書かれたのが30年前、平成初期 ということで、 私が幼稚園生だった時代と重なる。 確かにあの時代は、こういう雰囲気があったのかもしれない。自分の周りだけだろうか。 だから、語り手の母親に私の母親を投影し、語り手の母親に 一番 狂気を感じた。結果、 梅毒のママ友が1番狂っていたので、私の母親も含め、狂ってなかったんだと、安心した。 御手洗が出てくるイトノコとジグザグは、段々と最後に御手洗が謎を解くのだろうと予感はしてて、それは外れていないのだけど、それでも楽しめた。予定調和が心地よいときもある。解いた謎は普通にすごい。グーグルマップで見てみようと思った。笑
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