![君が夏を走らせる 新潮文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001948/0019486119LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2020/06/24 |
JAN | 9784101297743 |
- 書籍
- 文庫
君が夏を走らせる
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君が夏を走らせる
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商品レビュー
4.3
419件のお客様レビュー
「あと少し、もう少し」で、中学校駅伝大会で2区を走った大田君が主人公のお話。 高校生になった大田君は、夏休みの一ヶ月間、先輩の子供をあずかることになる。 断り切れず引き受けたものの、2歳前になる鈴香は、突然現れた金髪少年に泣き叫び、ご飯もろくに食べない始末。 まったく言葉の通じ...
「あと少し、もう少し」で、中学校駅伝大会で2区を走った大田君が主人公のお話。 高校生になった大田君は、夏休みの一ヶ月間、先輩の子供をあずかることになる。 断り切れず引き受けたものの、2歳前になる鈴香は、突然現れた金髪少年に泣き叫び、ご飯もろくに食べない始末。 まったく言葉の通じない鈴香に振り回されながらも、鈴香の食べやすいご飯を作ったり、積み木を教えたり、絵本を読んだり、公園で知り合った子連れママさんたちにも馴染んで悩み相談をしたり、ほんとに大田君の頑張りには拍手を送りたくなります。 大田君は、中学校で駅伝をやってから、今までのように学校で暴れたり物を壊したりすることに虚しさを感じるようになっていて、言葉の伝わらない鈴香の面倒を見ているうちに、むやみに暴言を吐いていた過去の自分と重ね合わせて、何かに気づき始めます。 身体じゅうを使って一生懸命に生きてる鈴香と、何となく日々をやり過ごしていた大田君との、短いけれど濃密な時間に触れることができて、心にふわっと温かいものが残りました。 大田君だってまだ16歳だもの。まだまだこれからだよ。 頑張って明日への一歩を踏み出して欲しいです。
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あたたかくて優しいお話でした。 「あと少し、もう少し」が好きだったので、読み始めて、あの大田くんだ!と気づいたときにはとってもうれしかったです。 不良だけど心優しくて、最後まで変わらないあたたかさにほっこりしました。みんないい人で素敵な物語でした。
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やはりとても読みやすい 好感の持てる主人公だった この生活が終わってしまうという名残惜しさが読者に乗り移った
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