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参謀の思考法 トップに信頼されるプロフェッショナルの条件
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参謀の思考法 トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

荒川詔四(著者)

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参謀の思考法 トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ダイヤモンド社
発売年月日 2020/06/04
JAN 9784478106693

参謀の思考法

¥1,650

商品レビュー

4.2

46件のお客様レビュー

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2025/01/18
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※このレビューにはネタバレを含みます

参謀とは、机上の空論を振りかざす理論家ではなく、現場に飛び込み、共感を得る努力を続ける人物である。リーダーの先を行き、負担を減らし、客観的に自己を捉え、上位層とも対等に議論する。「トラブルは起こるもの」「人間関係は悪いのが普通」と達観している。 ### 参謀の役割と行動 参謀は、戦略立案から泥臭い現場仕事まで厭わず、常に思考を深め、リーダーの先を行く。上司を組織の目的達成のための「機関」と捉え、その活動をサポートする自律的な存在だ。 * 戦略立案と実行を担う * 泥臭い現場仕事も厭わない * 常に考え、視野を広げる * リーダーに先回りし、思考を同期する * 上司を「機関」として捉え、機能させる * 上司の無駄なエネルギーを削減する * 独立した思考力と判断力を持つ ### 参謀の心構え 自己顕示欲は自信のなさの表れ。能力の低い上司の下でも、サポートの機会と捉え、手柄を立てさせる。トラブル対応は損害を最小限に抑え、現場を責めず、トラブル発生を正常と捉える。 * 自己顕示欲は自信のなさの表れ * 能力の低い上司はサポートの機会 * 上司に手柄を立てさせる * トラブル対応で損害を最小限に * 現場を責めない * トラブル発生を正常と捉える ### 参謀のコミュニケーションと学習 参謀は現場に頻繁に赴き、密なコミュニケーションを心がける。悪い報告が集まる存在を目指し、上司の好敵手となる。現場の深い知識を理解し、共感を得る努力を怠らない。客観的な思考力を持ち、本社は現場をサポートするという認識を持つ。 * 現場に頻繁に赴き、コミュニケーションを密にする * 悪い報告や相談が集まる存在を目指す * 上司にとっての好敵手となる * 現場の深い知識を理解する * 他者の意見に耳を傾け、共感を得る * 客観的な思考力を持つ * 本社は現場をサポートする * コンサルタントは利用する存在 * 「人間関係は悪いのが普通」と達観する

Posted by ブクログ

2024/09/23

まさにいま泥の中でもがき、しょぼけていた自分にとって、はっぱをかけてもらえる本でした。 小手先のテクニックではなく、自分の思考の軸を強くしてくれる一冊だと思います。

Posted by ブクログ

2024/09/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ポッドキャストで紹介されて「参謀」っていう響きがカッコよかったので読了。 ただ、書いてある内容は泥臭く、現場のことを知り、会社のビジョン達成の課題を的確にアプローチし、トップの最終判断をサポートする(むしろリードに近いかも)アクティブな存在であることだと理解できました。 「参謀」は相手が誰であれ、恐れおののくことなく、会社の「あるべき未来」に導く存在であれ。 ★「参謀」=現場に近い立ち位置にいて現場と深いコミュニケーションができ、現場のどうしようもない現実を知り抜いている存在。 ・自社のあるべき姿を追求する「バックキャスティング思考」の重要性を深く認識している。 ・「部下」=指示を受けて行動するパッシブな存在であるが、「参謀」=指示・命令の背景を理解して行動するアクティビティな存在。 ・「参謀」=上司を”機関”として機能させるために「かばん持ち」の精神で仕事に向き合うというスタンスを徹底する。(余計なこと、泥臭いことを巻き取り、上司が考える時間を確保できるようにサポートするポジション) ・上司の特性に応じた「仕事のスタイル」に合わせること。キャラ変の臨機応変力が求められる。 ★「参謀」は、問題や対応策にだけ凝視するのではなく、場の全体を俯瞰的に眺めることによって”原理原則”に沿った決断ができているかを盲点がないかに気付けるポジションでいること。 ・トラブルは起きて当たり前と冷静に構えること。むしろ順調と思うくらい強気でよい。合目目的であることに徹し、合目目的に合致することだけに取り組む。 ・最も必要な知識は現場にある。現場を知ることでデスク上の仕事にどういう意味があるかや、どう進めるべきかを見ることができる。現場と真摯に向き合うことが正しくモノを考える始発点である。 ★「参謀」として必要なこと  > 現場を理解しているか?  > 誰の話も傾聴し、自分の考えが他者から共感を得られるように努力しているか?(論破ではなく共感を得ることが重要) ・現場に深く通ずることで戦略提案の「実効性」を最も正しく検証し、意思決定者に進言しうるポジションを担うのが「参謀」 ★会社のあるべき姿を描くビジョンを形成する力であり、このビジョンを実現するための創造力が「参謀」に求められる=全体最適を図る。 ・理想/ビジョンの共有=共感と協力を得ることから始める。自身が周囲と力を合わせてやり切ることを楽しんでいく。戦略はその後浸透させる。 ★当たり前の尺度を軸にモノを考えることに徹底する=正しい判断を瞬時に行うことができる。”原理原則を一貫する”、”短期的な損失を覚悟してでも原理原則を徹底する。” ★人間関係は悪いのが普通と考える。そうすることで人間関係に右往左往しないで筋を通し、”原理原則”に則って仕事ができる。”合目目的”な仕事をすることは仕方ないこと。 ・「参謀」は”原理原則”を軸とし、それを徹底するために”機関”を健全に動かす能力が必要。常に中立な立場で動き、判断する。 ・「参謀」とはフォローシップのあるリーダーである。チームメンバーの主体性を生み出し、自然にチームが動き、結果を生み出していくリーダーのこと。相手の気持ちを思いやること。 「参謀」はトップの手足として動くことはもちろんであるが、トップが定めたビジョンを達成するために、現場の状況を知り、課題を見出し、それを解決してビジョンを達成するために、横断的な働きかけをするポジションである。 またビジョン達成のプロセスで障壁・課題・トラブルがあった場合は、”原理原則””合目目的”を軸に据えて、行動することが重要である。

Posted by ブクログ

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