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鹿の王 水底の橋 角川文庫
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鹿の王 水底の橋 角川文庫

上橋菜穂子(著者)

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鹿の王 水底の橋 角川文庫

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2020/06/12
JAN 9784041092927

鹿の王 水底の橋

¥880

商品レビュー

4.4

119件のお客様レビュー

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2026/05/19
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※このレビューにはネタバレを含みます

オタワルの天才医師・ホッサルは、祭司医・真那に誘われた安房那にミラルと共に訪れる。東乎瑠帝国の次代皇帝の座を巡る政争に根深く絡むオタワル医術と清心教医術の確執。異国の地でホッサルが遭遇する事件とは…。「鹿の王」の続編。 ホッサル推しへの供給本。 これはまさにホッサルファンブックです、本当にありがとうございます。「鹿の王」の続編で、ヴァンとユナのその後ではなく、ホッサルとミラルのその後を描いてくれて本当に嬉しかった。冒頭のミラルと真那の親密そうな様子に嫉妬して拗ねるホッサルに、にやにやが止まらなかった。それをまた母のように見守るマコウカンもまた良し。ああ、本当に供給過多。感謝の意で溺れそう。 いつもレビューは、意図的に段落を分けて、良いことも悪いことも様々な内容を書こうと思っているのだが、思い浮かぶのはホッサルの小話ばかり。むしろ、この段落の内容でレビューそのものが埋め尽くされてしまう程に、心に残ったホッサルのシーンしか語りたいことがない。脳内は、ホッサルの写真集状態。 とはいえ、さすがの世界観。 ファンタジー世界の中での医療を見事に描ききっている。今回は、そこに白い巨塔もかくやという医療抗争も加わって、より深みのある構造となっている。地名、人名、決してシンプルでないのに、全く置いていかれない。どことは特定できないが、随所に細やかな配慮があるのだろう。「鹿の王」より、気持ちルビが多いかも。 ホッサルとミラルの結婚式くらいまでやるかと思った。 それは期待しすぎか。ミラルが乎来那学堂に進んだという。本当に芯の強いしっかりした女性だ。ホッサルによりかかることなく、我が道を邁進し続ける。二人のゴールインをちゃんと見届けたかったが、ほのめかしはあったので、あとはホッサルの決心に期待だ。がんばれホッサル。

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2026/05/19

医療と宗教と政治が絡み合う中で起きる暗殺未遂事件。 その真相は… 上橋作品は、読み終わった後、いつもリアルで重厚だなぁと思う。 ホッサルとミラルはハッピーエンドになりそうでよかった。 途中まで、『獣の奏者』のエサル師の若い頃の話みたいだよな…と思って読んでた。

Posted by ブクログ

2026/05/10

名作『鹿の王』の後日譚。 ただし、ヴァンとユナはいっさい登場しない。『鹿の王』のもう一人の主人公のような立ち位置のホッサルの物語であり、わたしにとっては気になる存在だったミラルの物語だ。 とにかくミラルがかっこいい。今回は、少し情けないホッサルとの対比も鮮やかで、ミラルの魅力が全...

名作『鹿の王』の後日譚。 ただし、ヴァンとユナはいっさい登場しない。『鹿の王』のもう一人の主人公のような立ち位置のホッサルの物語であり、わたしにとっては気になる存在だったミラルの物語だ。 とにかくミラルがかっこいい。今回は、少し情けないホッサルとの対比も鮮やかで、ミラルの魅力が全面に出ている。むしろ、本作の主役はミラルと言ってもいいかもそれない。 副題の「水底の橋」も秀逸。『鹿の王』は、そのいわれを作品中で語られ、作品の内容をストレートに表現していたけど、これと比べると「水底の橋」は少しわかりづらいかも? 水底の橋とは、今でも高知辺りでよく見かける沈下橋のこと。大水に流されない頑丈な橋……ではなく、言ってみれば大水を「やり過ごす」ことで被害を最小限にとどめようという知恵から生まれた橋だ。作品自体は災害の話ではない。それでも、この副題の意味するところを考えると、作者の考えの深さに思わずうなる。 ヴァンとユナの後日譚も知りたい! けれど、この作品を読むことができて良かった。

Posted by ブクログ

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