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果てしなき輝きの果てに ハヤカワ・ミステリ
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果てしなき輝きの果てに ハヤカワ・ミステリ

リズ・ムーア(著者), 竹内要江(訳者)

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果てしなき輝きの果てに ハヤカワ・ミステリ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2020/05/26
JAN 9784150019556

果てしなき輝きの果てに

¥2,420

商品レビュー

4.2

14件のお客様レビュー

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2024/09/16

第6回ビブリオバトル全国大会inいこまオンライン予選会1で発表された本です。 https://www.youtube.com/watch?v=8PNvaO4FGnc 2021.1.31

Posted by ブクログ

2023/01/31

貧困、麻薬、シングルマザー、失踪が大きな流れ。 警官が犯人である連続殺人はミステリーである本書の主要では無い。 悲しみと後悔、可能性を秘めた小さな救いがこの本の全体に流れている。 楽しめたが貧困描写に量を当て過ぎてだらけてしまう。

Posted by ブクログ

2021/12/20

全米の平均数値以上の犯罪率を持つフィラデルフィア。婦人警官ミッキーの語りで広がって行く家族絵図・・とりわけ実妹ケイシーとの軋轢~生い立ちから現在までの語りと状況が軸となり7割ほどが進んでいく。 酷似の内容の繰り返しは過去と現在をない交ぜにしており、泡立ち、潰れて又 泡がというエピ...

全米の平均数値以上の犯罪率を持つフィラデルフィア。婦人警官ミッキーの語りで広がって行く家族絵図・・とりわけ実妹ケイシーとの軋轢~生い立ちから現在までの語りと状況が軸となり7割ほどが進んでいく。 酷似の内容の繰り返しは過去と現在をない交ぜにしており、泡立ち、潰れて又 泡がというエピソードは正直倦んでくる。 後半の100頁、それまでの経緯をなぞるかのような出来事があたかも追認作業の様に雪崩の様にどっどっと。そこからは面白みが高まり、もの悲しい地域性が背景となった薄暗さにほのかな光が点滅、そして肝心のサスペンスの部分が解決へと運ばれる。 薬物依存、廃屋が立ち並ぶ風景と薬を買うお金欲しさからたむろする街娼、小競り合いの果ての暴力・・ 4作目となる筆者、30歳代後半と脂が乗り切った当作は家族、孤独、それをひっくるめての縁をシンプルながらも抑えた筆致でダイナミックに謳い上げている。 当作でも語られるミッキーの出自のオブライエン家の血を語る中で「プホワイト」との近接的な色彩を感じさせられた。 内包された蜜柑を覆う皮・・一袋ごとは種々のコンテンツ~仕事・セックスと恋愛・家族(何世代も繋がって)・同僚との軋轢と友情・妹の仕事仲間も含めた地域社会の繋がり等々ともするとごった煮になりそうな些事をムーアが「伝えたい」と願うメッセカラー(皮)で包含しきった秀作、快作だった。

Posted by ブクログ

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