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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2020/05/15 |
JAN | 9784163912042 |
- 書籍
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少年と犬
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少年と犬
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商品レビュー
4
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犬を飼いたくなりました。 犬・多聞が熊本にいる少年・光に会うためにやってくる中で、関わってきた人達とのお話し。 多聞を人を見る目…感じる力は素晴らしく、優しい人間がわかるのに感心です。 読み始めは、多聞に対する愛情や感情が書いてあるだけかなと思って、イマイチかなと思いましたが、多聞が人に対する愛情もあり、良かったです。 多聞が向いてる方向に、飼い主がいるのか?亡くなっているのなら、遺骨があるのか?と思っていました。 苦しい姿を見て、安楽死を選んだ両親。 どちらが良いのか私には決められませんが、いつまでも心の中にいるよと光が多聞の声を聞こえたのには涙が出ました。
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短編なのに1話1話重みのある話。正しくありたいと思っても綺麗事だけでは生きていけず道を踏み外したり、色んな状況でそれでも懸命に生きる人、命を落とす人。やるせない気持ちになる話が続くが少年と犬は心温まる最終話で良かった。
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人間が醸し出す負のオーラに惹かれるように、優しく寄り添う犬。どんな時も忠誠で一途な想いを貫く犬とは対照的な人生を歩む人たち。 一匹の犬が目的地にたどり着くまでに巡り合う人々の人間模様がやや現実離れしていることと、一つ一つの話の終わり方がちょっと唐突で余韻に浸れずしんどいところもあ...
人間が醸し出す負のオーラに惹かれるように、優しく寄り添う犬。どんな時も忠誠で一途な想いを貫く犬とは対照的な人生を歩む人たち。 一匹の犬が目的地にたどり着くまでに巡り合う人々の人間模様がやや現実離れしていることと、一つ一つの話の終わり方がちょっと唐突で余韻に浸れずしんどいところもあり。しかし、そうであっても犬の能力をもってしたら十分あり得るストーリー。読み応えは十分でした。映画化もされるとのことで、この人はこの役者さん、と当てはめて読むのは想像力が掻き立てたれて楽しかった。
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