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最愛の子ども 文春文庫
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最愛の子ども 文春文庫

松浦理英子(著者)

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最愛の子ども 文春文庫

803

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2020/05/08
JAN 9784167914882

最愛の子ども

¥803

商品レビュー

4.2

7件のお客様レビュー

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2024/01/04

こんな友達たちがいたら面白かったんだろうなと思う。学生時代って一つ一つが大ごとで友達同士とごちゃごちゃと言い合うのが楽しかったんだよなあ〜。 表現がいい意味で生々しく、秀逸で、世の中に疑問を持ちつつもまだちょっと未熟で、でもとても賢い女子高生たちの学生時代を覗いてる気分になった。...

こんな友達たちがいたら面白かったんだろうなと思う。学生時代って一つ一つが大ごとで友達同士とごちゃごちゃと言い合うのが楽しかったんだよなあ〜。 表現がいい意味で生々しく、秀逸で、世の中に疑問を持ちつつもまだちょっと未熟で、でもとても賢い女子高生たちの学生時代を覗いてる気分になった。 200ページちょっとだけど中身はとっても濃い作品でした。

Posted by ブクログ

2023/09/06

書評を読んで面白そうと思い購入した本。思春期の女の子たちの家族ごっこ…言葉にすると何とも幼稚っぽい行動のだけど、その「家族」に付随する当事者たちや「目撃者」たちの感情や欲望が淡々と描かれ、それがこの小説に不思議な魅力を与えている。

Posted by ブクログ

2023/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『コンビニ人間』の村田紗耶香さんが解説で 「家族」の中での肉体というものについて考えた、と書き、 「大切な、信頼できる相手の前で、心地よく筋肉が弛緩すること。・・誰かの体温の中を安堵しながら漂うこと・・・ 身体が相手を家族だと認識し、そうした反応をするなら、現実での関係性の名前がどうであるかなど関係なく、肉体にとってその人は『家族』なのではないかと思う。」 と書いている。 夫の日夏、妻の真汐、王子様=最愛の子どもに空穂という三人の女子高生を中心に、家族関係を妄想する周りの友だちたち。 どう定義できるのか分からなかった「家族」が、 三人の肉体の反応を通して、村田氏が指摘するように とても鮮やかに浮かび上がったのには、本当に驚いた。 しかも、とても清々しい。 とても新鮮。

Posted by ブクログ

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