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パリの砂漠、東京の蜃気楼
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パリの砂漠、東京の蜃気楼

金原ひとみ(著者)

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パリの砂漠、東京の蜃気楼

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ホーム社/集英社
発売年月日 2020/04/23
JAN 9784834253375

パリの砂漠、東京の蜃気楼

¥1,870

商品レビュー

3.9

66件のお客様レビュー

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2025/10/13

さすが金原ひとみさん。家に帰る道のりやカフェで座っているだけでも小説感あり。おしゃれなキラキラ生活を綴っているわけではないのですが、なんか素敵。友人から頻繁に連絡が来たり飲み歩いたりフェスに興じたりリア充に見えるのですが、鬱々とした仄暗い空気を終始まとっていて、エッセイなのに読む...

さすが金原ひとみさん。家に帰る道のりやカフェで座っているだけでも小説感あり。おしゃれなキラキラ生活を綴っているわけではないのですが、なんか素敵。友人から頻繁に連絡が来たり飲み歩いたりフェスに興じたりリア充に見えるのですが、鬱々とした仄暗い空気を終始まとっていて、エッセイなのに読むのに時間がかかりました。

Posted by ブクログ

2025/10/11

再読。 不思議なことに、このたった一年半で刺さる文章が少し違っている。 それでもこの本が私のお守りであることには変わらない。 そして、新刊エッセイを早く読みたくてウズウズしている。

Posted by ブクログ

2025/10/09

平野啓一郎氏の「文学はなんの役に立つのか」の中で紹介され、興味をそそられ手にした一冊。金原ひとみ氏の名前は若くして芥川賞を受賞されたこと、「蛇とピアス」というキャッチーなタイトルで記憶に刻まれてはいたものの、自分のジャンルではないのかな…好奇心は持ちながらも手にすることはなかった...

平野啓一郎氏の「文学はなんの役に立つのか」の中で紹介され、興味をそそられ手にした一冊。金原ひとみ氏の名前は若くして芥川賞を受賞されたこと、「蛇とピアス」というキャッチーなタイトルで記憶に刻まれてはいたものの、自分のジャンルではないのかな…好奇心は持ちながらも手にすることはなかった。 一人称で語られる自身のリアルな体験、心象風景を綴ったエッセイ小説… 物書きとしてパリで暮らす日常から見えてくる、夫婦、親子、仕事…. フランスで暮らす文筆家といえば辻仁成氏が思い浮かぶ。一見の旅行者にとっては憧れのパリであるが、実際に家族で生活者として居を構え、異文化の中で出会う人々、発見、トラブル、心の葛藤…テーマは似ていても文体、感じ方は全く違い、興味深い。 私が彼の地に在留したほぼ半世紀前にはインターネットは普及しておらず、今とは人との繋がり方も移動のスピードも情報の量も全く違うものの、異国でぶち当たる文化、習慣の違い、そこから見えてくる「自分」とは本来はどういう人間なのか… 改めて考えさせられる1冊

Posted by ブクログ